日本フレスコボール協会(JFBA) オフィシャルブログ

一般社団法人日本フレスコボール協会のオフィシャルブログです。フレスコボールは、地球の裏側ブラジルはリオデジャネイロ発祥の新感覚のビーチスポーツで日本では2013年に協会が設立されました。当ブログでは、日本のフレスコボールの情報はもちろん、世界各国のフレスコボール協会や団体、大会の情報も発信します!思いやりのスポーツ、フレスコボールにご注目ください。


Olá!!
日本フレスコボール協会のグスターボです!
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さて以前、【イベント情報_10月】美術展にフレスコボールが登場の記事でお伝えしましたが、
我孫子国際野外美術展が10/24〜11/8で開催されています。

そこでジャパンオープン2015 出場選手 加藤さんが、な ん と フレスコボールをテーマに出展されているとのことなので、突撃取材を敢行してきました!
加藤英之さん紹介
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加藤さんは今年の8月に行われたフレスコボール ジャパンオープン2015にも参加されています。
(フレスコボール ジャパンオープン2015 一日目の様子はこちらより、フレスコボール ジャパンオープン2015 二日目の様子はこちらからどうぞ)

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会場でもらったパンフレットの中に、今回の作品のテーマが書いてありました。
「フレスコボールに花束を」

なんともオシャレなテーマですね!

フレスコボールブースの様子

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竹でフレスコボールの体験ブースの囲いとフレスコボールラケットを飾るツリーを作成されています。もちろんツリーに飾られているのは、加藤さんの自作ラケット。栗や桜、合板など様々な素材から作られています。

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フレスコボールの紹介もラケットに書かれています。
これはペイントではなく、半田ごてにより焼き文字として書かれています!

実際にフレスコボールラケットを作ってみた
今回は、そんな手作りラケットを普段から製作されている加藤さんの監修のもとで、実際にラケットを作成してみました!!
事前にラケットを製作したいというお話を伝えておいたところ、ノコギリやヤスリといった用具を準備していただけました。加藤さん、ありがとうございます!
 

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完成品がこちらです。
作品名は「ラケットの木の間」

ラケットと言うには、左右非対称の形をしており、木というにはラケットに形を寄せ過ぎている。
両端についている木の皮を残し、活かそうとしら必然的にこの形になりました。

木として自然な形も残しつつも、ラケットとしての機能性も最低限持たせてみました。
この左右非対称な形、おそらくブラジルにも無いのではないでしょうか…!
さて、このラケットをどのように製作したかを、写真とともに簡単に振り返ってみましょう。
まずは木材の買い出しを近くのジョイフル本田へ。

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木材コーナー!!
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味のある栗の木を発見。どっちにしよう・・・。

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結局左側にしました!!!
舞台は変わって、芸術祭のフレスコボールスペースへ。
準備するものはこちら。

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ラケットの元となる木、ラケット型紙、鉛筆、ノコギリ、やすり。

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まずはラケットの形を鉛筆で下書き。
 

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そして、下書きにに添ってノコギリで余分な部分を切り落としていきます。

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加藤さんや会場にいたスタッフの人と話しているうちに、完全なラケットの形にしなくてもいいんじゃないか、という話になりました。
既製品のラケットだと木の味が出ておらず、木そのものだとラケットとして打つのは難しい。
ラケットと木の中間を目指そう、ということになり実際に切り落としは上の画像の所で終わらせました。
ここからやすりをかけて、バネや角を取っていきます。

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加藤さんから、ヤスリをかける時は女性の肌をなでるように優しく擦る、という名文句をいただきました笑

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そしてラケットが完成しました!!!
 ちょっと重たいのですが、バックハンドの安定性は抜群です。

ラケット製作の途中に、度々来場者の方がいらっしゃいました。
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通りがかるみなさんに興味をもっていただき、フレスコボールの注目度が伺えました。
加藤さんのフレスコボール観
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ラケットも完成し、帰り際に加藤さんにこんな質問を行いました!
「何でフレスコボールラケットを作ろうと思ったのですか?」
「ずばりフレスコボールの魅力とは?」

回答はそれぞれ、
フレスコボールをはじめてしたときから、(フレスコボールラケットは)木で出来ていて作りがシンプルなので自分で作れそうだなーと思ってたんです。これまで机、椅子、下駄なんかも作ったことがあり、自分で作れるものはなんでも作りたい性分なんです笑 


美術展の作品としては、実行委員に知り合いの先輩がいて、美術展の空きスペースでフレスコボール体験会でもできますかね、って話していたんです。そしたら、流石に美術展だから体験会だけだとNGって言われて。でも
ラケットなら作れるんでしょ。じゃあ作品にしちゃいなよ!と言われて実現しました。結局はノリですね笑

 
今回美術展に出展して思ったのはとっつきやすさ。ラケットとボールがあれば、パッと手にとってやってもらえるところですね。 実際に観覧者の人でも私もラケット作ってみようって声もありました!

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色々と話を伺うと、来場者の方の中にはフレスコボールについての話をするだけでなく、実際にプレーする方も多いようです。中でもハマる人は、30分や1時間もプレーし続けるという話も聞かせていただきました。まさか芸術祭に来て、運動をするなんて来場者の方も思ってなかったでしょうね笑

 
加藤さん自身も、ここまで反響があると思って おらず、びっくりされているそうです。

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なお11/8まで我孫子国際野外美術展は開催されているので、
加藤さんに会いたくなった、フレスコボールラケット作ってみたくなった方は、
話をしにぜひ会場に足を運んでみてはいかがでしょうか?

※会場へ行ったからといって、フレスコボールラケットが製作出来るわけではありません。今回は取材のため、特別にノコギリなどを用意していただきました。

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確実にフレスコボールの輪は広がりつつあるなと実感するフレスコボールの作品展でした!
もっともっと輪を広げるべく活動していきます!
Vamos em frente!!