はいさーい!
12/10(土)・11(日)に、沖縄県多良間島、多良間小学校にてフレスコボール 体験会を実施しました。
今回の体験会は、多良間村役場 観光振興課 地域おこし協力隊の小川裕二さん主催、たらまスポレククラブさん協賛のもと開催されました。
また、講師として沖縄を拠点に活動する琉球フレスコボールクラブから、岡井花子選手(2022年日本代表)、大久保美音選手が参加いたしました。
多良間島は、宮古島と石垣島のほぼ中間に位置しており、さとうきびの生産が日本一だそうです。
人口は約1,080人ほど、面積は19.81 ㎢で東京都の品川区と同じくらいの広さです。
(離島経済新聞社:https://ritokei.com/shima/okinawa/okinawa_taramajima)
体験会の合間に、島を少し巡らせていただきましたが、自然のパワーを感じる素敵な島で、港ではウミガメを見ることができたりと、離島ならではの素敵な時間を過ごすことができました。
<体験会1日目>
離島での体験会は初めてということもあり、人が集まるのだろうかと少し心配しながら準備を進めます。
すると、どこからともなく元気な声が聞こえ始めます。
体育館に向かってダッシュで走ってくる子どもたちが次から次へと!
今度はこの人数の相手が務まるかな!?という嬉しい心配になるほどで、1日目は子どもたちを中心に50名ほどの方とフレスコボールをすることができました。
元気いっぱいな子どもたちも、フレスコボールという新しいスポーツの説明をしっかり聞いてくれていました。
早速ラケットを持って打ってみます。たくさんラケットを用意しておいてよかったです!
2人組みになり、まずは1人が打ち、もう1人が手でボールをキャッチ。強さや距離感をしっかりつかみます。
「あれー?」や「できた!」などたくさんの元気な声が聞こえてきます。みんな楽しそう♪
小学生低学年のみんなと岡井選手でのラリーでは、
みんな強さや持ち方を工夫して、短時間でどんどん上手くなっていきました!すごいです!
誰も集中をきらさず、最後まで取り組んでくれたのが印象的でした。
休憩時間中も「先生やろー」と言ってきてくれる子もいるほどでした◎
1日目に参加してくれた子どもたちと集合写真♪
あっという間に時間は過ぎ、みんな汗だくになるほど一生懸命練習してくれたのが嬉しかったです!
<2日目>
2日目は自然とファミリーが多い日となり、30名ほどの方が来てくださいました!
子どもとラリーを続けるコツをレクチャーします。
ボールが当たる感覚が楽しいようで、だんだん真剣な表情になっていく姿が素敵でした。
親御さんもだんだんと熱が入って夢中になっているようでした◎
最初の心配をよそに2日間ともたくさんの島民の方が来てくださいました。
「多良間は人口が少ないこともあって世代を超えた交流があたりまえなんです」(小川さん)
フレスコボール は年齢や体格関係なく楽しめるスポーツなので、多良間の皆さんとの相性の良さを感じました。
小学校と中学校は1校ずつで、スポーツではよくある練習試合などができない部分でも、
フレスコボールのペア同士であれば、同じ学校の中でもお互いに向上して取り組んでもらえると思います。
2日間のうちにメキメキと成長し、100回以上のラリーをやってのけた子もいました!
未来の日本代表が多良間島から輩出される日がくるのではないかと、ワクワクしてしまいます。
帰り際に子どもたちが、「また来週も来てね」と言ってくれたのが嬉しかったです。
来週とはいきませんが、また必ず行きます!
多良間島での体験会をきっかけに、”フレスコボール × 離島 “の可能性を実感することができました。
来年の2月には宮古島でも大会が開催されます。離島への普及にも注力していきたいと思います。
小川さん、たらまスポレククラブの皆さん、ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました!!
以上が、琉球フレスコボールクラブから届いたレポートとなります。
「離島×フレスコボール」の相性、とっても良いと思っています。
いつか野球の「離島甲子園」のように、離島の選手だけの全国大会をやっても面白いかも?なんてことを思いました(山下D)。
JFBAでは、2025年中の全都道府県におけるフレスコボール地域クラブの設立を目指して、日本のすみずみまで体験会の講師派遣などを行います。
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