いよいよ2019年3月より『FRESCOBALL Champion Race 2019』が開幕いたしますが、2019年の公式ルール、及び、JFBAランキングポイントを発表させて頂きます。
これまでJFBAでは、日本国内の競技人口や技術レベルを考慮し、日本国内にあったルールを独自で採用してまいりました。一方で、昨年12月のブラジル選手権では、男子、女子、男女混合の各カテゴリで表彰台、入賞の結果を収めることが出来ました。JFBAでは、こうした結果などを通し、熟慮をした結果、本年はより国際ルールに近い形に変更したいと思っております。
2019年のルールは昨年までのルールと異なる部分が多いので選手、関係者の皆様はご理解のほど宜しくお願いいたします。
2019年JFBA公式ルール(昨年ルールとの変更点)
- 7m未満の連続したプレイには減点性を採用(判断基準の強化)
- 落球ポイントは、落球回数による減点方式ではなく、加点方式に変更
- 落球回数が30回に達すると試合は強制終了
- アタックとディフェンスの攻守交替に対してアタックインプレッションポイントを新設
- テクニカルポイント(旧称ボーナスポイント)の回数に上限を設定。
- テクニカルポイント対象として、ダイビングを廃止、バックアタックを新設。
※手に当たりボールが返球された場合、審判の判断でラリーを止めることもあります
大会公式ボールの購入はこちら。
http://store.frescoball.org/items/16082750
競技開始時のボール保持について
競技開始時に、保有できるボールは各ペアにつき1球のみである
ボール配給とボール拾いについて
競技ペアの順番より、8ペア後のペアがボール配給&ボール拾いを担当する
※例:競技順番1番がプレーする場合→9番目のペアがボール配給&ボール拾いを担当する
ボール配給者の位置について
各ペアに応じて、移動させることができる
服装
– 女子ペア:1位・2位
– 男女混合ペア:1位
– ファッション賞
1. ラリー項目
合計打数と落球回数を計測し、下記式にて算出します。
1回目の注意は警告(減点なし)、2回目以降1回の警告に対して10点ずつの減点ずつ減点される。
落球ポイントは、最大150点を持ち点として、その落球数に応じて以下のポイントが加算されます。
また、落球回数が20回以降は獲得ポイント「0」ポイントとなり、落球回数が30回なると、残り時間があったとしても、その時点で試合は強制終了となります。
2. アタック項目
2-1:アタックポイント
※小数点は切り捨て
アタックインプレッションポイント
アタックインプレッションポイントは、フレスコボールの醍醐味の1つでもあるアタック&ディフェンスの攻守交代を促進するために新設されたポイントです。JFBAの各公式審判員による印象点を5段階で評価し、その平均値を元にアタックバランスポイントに加点(最大20点)致します。
(例)
A選手のアタック数:100回
B選手のアタック数:50回
アタックインプレッションポイント:16点
アタックバランスポイント=(50 / 100)×(150 / 2)=37.5点+16点=53.5点
⇒このペアのアタックバランスポイントは、53点
各項目ともに1試合の最大回数が決められており、その回数限度までテクニカルポイントが加点される。
・股抜きショット:1試合 最大2回 2×5点=10点
ラケットをしっかりと振り切り、相手からくるボールより強い打球を返す必要があり、
相手もラリーを続けることが出来て初めて成立する。
【JFBAランキングポイント2019】
2019年度のJFBAランキングは、8月に開催されるジャパンオープンとその他の(A)ランク大会のうち2大会の大会結果で得られるJFBAランキングポイントを合算して決定されます。
3回開催される(A)ランク大会全てに出場した選手は、そのうちJFBAランキングポイントが高い2大会が合算値として採用され計算されます。
また、ブラジル選手権を含む海外大会への派遣される日本代表選手は、2019年度のJFBAランキングを元に、JFBAの公平な選考により決定され9月(予定)に発表されます。
以上が2019年度の概要となります。
皆さんの素晴らしいプレイを見れるのを楽しみにしております。
それでは!Ate logo!!