フレスコボール関西 GVK から 3 月 20 日(日)奈良県明日香村でのイベントレポートです。
今回は造形教室「アトリエ・ふね」※とのコラボで実現し、関西各地から親子で参加いただきました。GVK からは宮山有紀、風味千賀子がフレスコボールの講師として参加。
(※ アトリエ・ふね:木彫作家の熊田悠夢先生が奈良県明日香村で開校している子供向け造形教室。感じたものを 色やかたちにして生み出すことをコンセプトにしている 。https://www.yumukumada.com/fune )
集まったのは3~5歳の子どもたち計7名。
フレスコボールイベント史上 最少年齢での開催となりました!
当日は木材の中でも軽い桐のラケットを準備し、イベント前半では指で絵具を伸ばしていくフィンガーペイントを行いました。まずは使いたい絵の具を2色選んで、チューブから直にラケットに絵の具を出して指で広げていきます。
大人だと描きたいものを先に思い浮かべてから手を着けそうですが、子どもたちは塗りたい色をどんどんとラケットに重ねていきます。
指でトントンと染み込ませたり、絵の具を手のひらに付け手形を押してみたり。それぞれの塗り方で世界にひとつしかないオリジナルラケットが完成していきます。
絵の具で彩られたラケットをドライヤーで乾かし、ニスを塗りようやく完成!
ここまで1時間みんな夢中で作っています。
そして、イベント後半はフレスコボール体験。ラケットにボールを乗せる練習を始めてすぐ、「ラケットはまっすぐしといたほうがいい!」「りょうてのほうが(ボールが)おちない」など自分たちでコツに気づき、お互いに教え合いっこしていました。
そんなこんなですぐに課題をクリアされてしまい、急遽ボールをラケットに当てる練習へ。ご家族にも参加いただき、ラケットでボールを当てる役、ボールを投げる役になってもらいました。
みんなコツを掴むのも早く、ナイスショットがたくさん見られました。
フレスコボールだけで1時間という長丁場だったため途中で飽きる子が出てくるのではないかと不安でしたが、合間に子どもたちと遊び(遊んでもらい?)心も距離も縮めながら、みんな自分のペースで楽しんでくれました。
選手になるとどうしてもスポーツとしてフレスコボールに関わる時間が多くなりがちです。今回のように造形という視点で子どもたちと過ごせたことでフレスコボールの更なる可能性を感じました。
以上、GVK からのイベントレポートでした!
体験会やイベント開催も積極的に行っている関西クラブ GVK。様々な切り口でフレスコボールが根付いていく様子に今後も期待が高まります。
■お問い合わせ
一般社団法人日本フレスコボール協会
ディレクター 有吉 徳斗(ariyoshi yasuto)
電話番号:03-6304-3295
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