2月の開幕戦「フレスコボールオキナワカップ2024」から始まった「FRESCOBALL JAPAN TOUR 2024」ですが、先日の「フレスコボールジャパンオープン2024in大蔵海岸」を持って8大会全てを完遂する事が出来ました!
最高大会数8大会を順延などのイレギュラーはあったものの、「FRESCOBALL JAPAN TOUR 2024」をやり遂げられたのは、ひとえに皆様のおかげです。この場をお借りして感謝申し上げます。
当ブログでは、「FRESCOBALL JAPAN TOUR 2024」で特に活躍した選手や新人賞『FRESCOBALL AWARD 2024』の発表と、1年間を戦い抜いて見事日本代表に選出された選手の皆様を紹介させて頂きます!
〈JFBA年間最優秀ペア賞(Most Valuable Pair)〉
大会出場したペアの中で、戦績含め最も活躍・感動を与えた各カテゴリペア1組に贈られる賞です。
■男子カテゴリ
赤塚康太×五十嵐恭雄
◇受賞理由
総打数600打数、歴代史上最高得点1962点を「JBG®Fフレスコボールオダイバカップ2024」で叩き出した赤塚康太×五十嵐恭雄ペアが年間最優秀ペア賞を獲得!常にペア同士で意識を共有し、超ハイレベルな男子カテゴリを見事勝ち抜きました。逸れた球でも全てをアタックにして返すエネルジーアなラリーが見る人を引き付け、毎大会、会場を大いに沸かせました。常に攻める姿勢の中、落球平均も男子NO.1!以上の事が評価され、2024年度年間最優秀ペアに選出されました。
■女子カテゴリ
落合真彩×岡本千聖
◇受賞理由
経験豊富な落合選手と最年少日本代表となった岡本千聖選手、フレスコボールの可能性を更に広げてくれた当ペアが年間最優秀ペア賞を獲得!今シーズン一番目の離せなかったペアではないでしょうか。毎大会実力を伸ばし、完成度を上げていく当ペアのラリーは、大会ごとにどんなラリーが繰り広げられるのかワクワクが止まりませんでした。セコンドのナタリーの声掛けも印象的で、ワンチームで日本代表を獲得。以上の事が評価され、2024年度年間最優秀ペアに選出されました。
■ミックスカテゴリ
岸田直也×落合真彩
◇受賞理由
ミックスカテゴリ歴代最高1942点を獲得した、岸田直也×落合真彩ペアが年間最優秀ペア賞を獲得!
男子カテゴリと女子カテゴリでTOPを走り続けていた、岸田選手と落合選手のいつか見てみたかった夢のペアが今シーズン実現!お二人の実力は言わずもがな。お二人のラリー中は独特の緊張感と高揚感が観ている観客は感じ毎大会楽しませていただきました。他のペアを寄せ付けない圧倒的な成績を残し、2024年度年間最優秀ペアに選出されました。
〈新人賞〉
JFBA主催大会への出場歴が2年未満の選手の中で、活躍が顕著であった方に贈られる賞です。
平山元選手
◇受賞理由
初出場は、昨年のシブカワカップ2023。テニスで培った安定感のある力強いアタックを武器に成長を重ね、「JBG®須磨フレスコボールトリンカマッチ2023」では優勝、「JBG®須磨フレスコボールトリンカマッチ2024」でも2年連続の優勝と、その実力は折り紙付き!今後の平山選手の活躍に目が離せません。
<団体戦優勝クラブ>
▼男子カテゴリ
〈年間1位=3,466ポイント〉KFC(黒潮フレスコボールクラブ)
■対象ペア
・本田裕典×後藤悠太[オオクラカップ]1331pt
・横川浩太郎×井口竜輝[ジャパンオープン]1197pt
・小笠原仁志×荒木悌二[ツダノマツバラカップ]938pt
▼女子カテゴリ
〈年間1位=3,848ポイント〉ZFC(逗子フレスコボールクラブ)
■対象ペア
・山口桃子×大和地未沙子[ジャパンオープン]1633pt
・結城美楓×菊島希[ショウナンカップ]1197pt
・中澤彩香×後藤章子[ジャパンオープン]1018pt
▼ミックスカテゴリ
〈年間1位=4,800ポイント〉SKFC(湘南鵠沼フレスコボールクラブ)
■対象ペア
・諏訪純也×落合真彩[オダイバカップ]1794pt
・赤塚康太×松本沙耶香[オキナワカップ(春)]1724pt
・織田修平×大木結女[オキナワカップ(夏)]1282pt
◆日本代表選手紹介◆
▼男子カテゴリ
〈ジャパンオープン優勝&年間1位=5,673ポイント〉
赤塚康太(KOTA AKATSUKA)湘南鵠沼フレスコボールクラブ所属
五十嵐恭雄(YASUO IKARASHI)
<赤塚康太選手のコメント>
2年連続で嵐さんと日本代表としてブラジルに挑みます。昨年の予選敗退の悔しさから、今年は国内でも厳しい争いを勝ち抜き、ポルトガルの世界大会でも優勝と、また1つ壁を乗り越えてきました。成長してまた挑戦できることにワクワクしています。男子のプロカテゴリでは初のメダル獲得が目標です。応援よろしくお願いします。
<五十嵐恭雄選手のコメント>
激戦だった戦いでしたが勝ち取って日本代表になることができました。より高みを目指して、代表として派遣されるブラジルでの試合で勝てるように日々鍛錬しています。コロナ渦の時に3ヶ月ブラジルで武者修行して、向こうでたくさんの人に知り合い、心身鍛えてきました。その仲間にも成長した自分を見せれるように、ハイレベルな男子の部で勝ち抜いて結果を残せればと思っています!
〈年間2位=5,555ポイント〉
岸田直也(NAOYA KISHIDA)フレスコボール関西 Grêmio VENTO所属
中野克希(KATSUKI NAKANO)フレスコボール明石 Grêmio PONTE所属
<岸田直也選手のコメント>
毎年男子カテゴリのレベルが上がってる中で、しっかりと結果を残すことができて嬉しいです。そして刺激し合える選手達がいることに感謝です。ありがとうございます。自分たちの持ち味が出せたシーズンだった気がします。皆さん応援、サポート本当にありがとうございました。皆さんのお陰でシーズン、リタイアすることなく走り切れました。
<中野克希選手のコメント>
フレスコボールに関わる方々、フレスコボールや私を応援してくださる方々、いつもありがとうございます。皆様のおかげで私自身シーズン闘い抜くことができましたし、とても楽しい日々を過ごせてます。岸田選手、牛田選手には負荷をたくさんかけましたが、1年間見捨てずに闘ってくださり心から感謝しています。今後もみんなで作り上げるフレスコボール文化をもっともっと素敵なものにできるように、私自身もその一員になれるように、精進したいと思っています。
〈年間3位=5,425ポイント〉
外山祐次(YUJI TOYAMA)逗子フレスコボールクラブ所属
松浦孝宣(TAKAKI MATSUURA)湘南鵠沼フレスコボールクラブ所属
<外山祐次選手のコメント>
この度は、代表選出ありがとうございます。2022年以来2年ぶりの代表復帰となります。この場をお借りして協会関係者、所属クラブ、仲間、家族に感謝いたします。ペアの松浦選手とは3年目ですが、今年は苦戦する大会が続きました。しかし切磋琢磨しながらペアを信じ続けたことで、この場に居ることができています。私自身ブラジルの地で初めての戦いとなります。経験値あるペア、仲間とともに自分たちの力を精一杯出し尽くします!温かいご声援をよろしくお願いいたします!Vamos!!
<松浦孝宣選手のコメント>
シーズン中はたくさんのご声援をいただきありがとうございました!ペア結成してシーズン3年目。完璧なシーズンではなかったですが、日本代表に選出されとても嬉しく思います。前回の代表選出の際にブラジルで発揮をすることが出来なかった想いを、最大限ぶつけていきたいと思います。ペアの外山選手はもちろん、今まで組んでくれたペア、周りの方に感謝をして戦います。引き続き、応援のほどよろしくお願いします!
▼女子カテゴリ
〈ジャパンオープン優勝&年間2位=4,735ポイント〉
山口桃子(MOMOKO YAMAGUCHI)逗子フレスコボールクラブ所属
大和地未沙子(MISAKO YAMATOJI)逗子フレスコボールクラブ所属
<山口桃子選手のコメント>
前年度の1年間なかなか試合本番で練習通りに出来ずこの1年も苦戦し続けましたがようやく最後のJAPANやっとの事で自分達の納得いったプレーができ、日本代表を手に入れました。また更にアタックに磨きをかけ、切磋琢磨して身につけてきたディフェンスにもスピードをつけペアの大和地選手とブラジルでも優勝を勝ち取りたいと思います!
<大和地未沙子選手のコメント>
日本代表選手に選出いただきありがとうございます。昨年、思うような結果にならず今年こそはもう一度ブラジルへ、、と突っ走ってきた一年でした。苦しい時間、楽しい時間を共に乗り越えてこれたペア、一番近くで支えてくれた亮太、そして今シーズン戦ってきた全国の選手の思いを背負って、悔いの無い戦いをしてきたいと思います。目指すはてっぺん、どうぞ応援をよろしくお願いします!
〈年間1位=4,864ポイント〉
風味千賀子(CHIKAKO KAZAMI)フレスコボール関西 Grêmio VENTO所属
宮山有紀(YUKI MIYAYAMA)フレスコボール関西 Grêmio VENTO所属
<風味千賀子選手のコメント>
今シーズンもたくさんの応援とサポートありがとうございました。日本代表として最強で最高の仲間とブラジルで戦えることを嬉しく思います!周りに助けてもらいながら、ブラジルでは自分ができる精一杯のプレーをして後悔のない大会にしてきます。
<宮山有紀選手のコメント>
今年も一年、向き合い支え合いながら進んできました。これまで一緒にやってきた想いは「信頼」、積み重ねは「自信」にして挑みます。ブラジル選手権は私たちにとって特別な大会です。そこで念願の入賞を遂げた自分たちに出会いたいです。地に足つけて熱いプレー、そして冷静な判断で一打入魂。日本選手団一丸となって頑張ります。ぶつかり稽古をしてくれる仲間に、応援してくれるみなさんに、心から感謝しております。
〈年間3位=4,714ポイント〉
岡本千聖(CHISATO OKAMOTO)スポーツクラブ21朝霧所属
落合真彩(MAAYA OCHIAI)湘南鵠沼フレスコボールクラブ所属
<岡本千聖選手のコメント>
たくさんのミラクルで日本代表になれました✨⊂(✨Д✨)⊃✨うれしいです。まさかの連続です。まあやさんに感謝 フレスコキッズに感謝 明石のみなさんに感謝 みんなみんなに感謝です😊ありがとうです😊ブラジル卒業式とかぶらなければいいな(´・ω・`)
<落合真彩選手のコメント>
今シーズンが始まる時に、誰もこんな結果になるとは想像していなかったと思います。自分自身も「まさかここまで来られるとは…!」と驚き嬉しい気持ちです。毎回成長していく様子を協会・選手の皆さんが温かく見守ってくれたこと、岡本選手が毎回すごい集中力でボールを追ってくれたことで、私自身ものびのびプレーできました。
▼ミックスカテゴリ
〈ジャパンオープン優勝&年間1位=5,631ポイント〉
岸田直也(NAOYA KISHIDA)フレスコボール関西 Grêmio VENTO所属
落合真彩(MAAYA OCHIAI)湘南鵠沼フレスコボールクラブ所属
<岸田直也選手のコメント>
開幕戦のときは落合選手とシーズン通して組むと決まってなかったので、シーズン通して組めたことに感謝したいです。全ての大会で成長させて頂きました。ありがとうございます。沢山の応援、サポート本当にありがとうございました。毎大会皆さんの応援が力になり楽しいシーズンでした。皆さんにMuito Obrigado!
<落合真彩選手のコメント>
岸田選手と組むことで、練習をするたびに謙虚に自分の現状と向き合い、スキルを磨けた1年だったと思います。日本記録の更新からはじまり、毎回純粋に高みを目指していけることは、自分にとってランキングや日本代表権以上に充実感のあることでした。海外大会に出られるチャンスがあれば、今年感じた楽しさを再現して臨みたいと思います。
〈年間2位=5,252ポイント〉
五十嵐恭雄(YASUO IKARASHI)
宮山有紀(YUKI MIYAYAMA)フレスコボール関西 Grêmio VENTO所属
<五十嵐恭雄選手のコメント>
昨年度は男女MIXの部はブラジルで代表の大会で準優勝する事ができましたが、トップとの差を感じた時でもありました。その差を埋めるべく臨んだ今シーズン。日本の大会では思うように結果を残せませんでしたが、パートナーと互いに成長して、優勝を狙えるところにきていると思います。頂を目指して戦ってきたいです!
<宮山有紀選手のコメント>
昨年のブラジル選手権、今年のポルトガル世界大会。挑戦の機会をいただき、大舞台の楽しさや難しさを経験してきました。もっと上を目指したいという気持ちで一緒にラリーを創ってきたこの2年間の集大成。磨いてきた力強さを発揮し、考えることを止めずに最善を尽くす。シーズンを通して高め合ってきた成果を、日本代表みんなで発揮したいと思います。日本選手団への応援、よろしくお願いいたします!
〈年間3位=5,183ポイント〉
赤塚康太(KOTA AKATSUKA)湘南鵠沼フレスコボールクラブ所属
岡井花子(HANAKO OKAI)
<赤塚康太選手のコメント>
ブラジル大好きなはなこさんと出場出来ることが嬉しいです。ひたすら楽しみです。ただ最高のラリーがしたいです。自分たちの納得いくプレーをして、美味しい肉を食べたいです。個人的には昨年逃した入賞をしっかり掴み取りにいきます。さやかの分まで。
<岡井花子選手のコメント>
今シーズンペアを組んでくれたみんな、友でありライバル、ペアでありライバルとして切磋琢磨しあえたことで、ここまで来れたと思っています。muito obrigada!そしてMIXペアの赤塚選手、女子ペアの松本選手は3人ワンチームとして、こんなに心強いチームはなかったです。日本のシーズンで感じた1球の重みを忘れず、女子で負けた悔しさを胸に、私たちらしくブラジルを楽しんできます。応援よろしくお願いします!
◆マスターカテゴリ日本代表選手紹介◆
▼男子カテゴリ
〈年間1位=3,320ポイント〉
鈴木彰(AKIRA SUZUKI)湘南鵠沼フレスコボールクラブ所属
野澤浩史(HIROHUMI NOZAWA)湘南鵠沼フレスコボールクラブ所属
<鈴木彰選手のコメント>
代表になれたのはペアの野澤選手、SKFCや他の選手たちのおかげです!マスターカテゴリー新設によってマスターのトップを目指す気持ちが芽生え、新たな練習方法を取り入れたりトップ選手にアドバイスを求めるなど競技としてフレスコボールと向き合うようになって、よりフレスコボールが楽しくなりました。マスターカテゴリーを盛り上げるためにこれからも努力します。協会の皆様、マスターカテゴリー導入ありがとうございました!!
<野澤浩史選手のコメント>
日本代表選出ありがとうございます。父の健康維持を目的でなにげなく始めたフレスコボール。こんなにのめり込むことになるとは。。オダイバ大会出場後、彰さん、ミックスペア啓子さんと優勝するには何をすれば?をテーマに色々なアイデアを練習で試して、ときには平日仕事前に朝練したりして。多くの方にご指導、応援いただいたことが、どうしても勝ちたいという気持ちを後押ししてもらえました。代表としてもう1つ試合できることを感謝して思い切りプレーしたいと思います。
▼女子カテゴリ
〈年間1位=2,995ポイント〉
澤有希(YUKI SAWA)湘南鵠沼フレスコボールクラブ所属
三枝由紀子(YUKIKO SAEGUSA)湘南鵠沼フレスコボールクラブ所属
<澤有希選手のコメント>
今シーズン前半はなかなか練習ができず、大会の成績も良くなかったので、ジャパンオープンに参加することは考えていませんでした。前半後半の大会が終わり、その時点で1位と知り、パートナーの強い願望でジャパンオープンに初出場。「マスターで優勝」を目標に、いつも以上に練習に励み、運良く獲得できました。この年齢でも夢中になれるものがあって、本当に楽しいです。今回、マスター部門を設けて頂き、日本フレスコボール協会の皆さまに感謝致します。
<三枝由紀子選手のコメント>
この度は、マスタークラスで、輝かしい賞を頂きとても光栄に思います。今シーズンは、体調を崩してスタートが遅れましたが、ペアの澤さんとオダイバカップに出場することが出来ました。やはり得点が、伸びませんでしたので、改めて 二人で話し合い『思いやり・繋げる・リズム』の三つを軸に日々練習をしてきました。 なので、ジャパンカップで、受賞することが出来たことに感動しています。このような喜びを得ることが出来ましたのは、フレスコボールを初めて以来 協会の皆様、湘南鵠沼メンバーの皆様、沢山の応援とサポートのお陰だと思っております。本当に心から感謝を申し上げます。今後は、更に多くの方にフレスコボールの「思いやり」の心と楽しさを広めて行きたいと思います。この度は、本当にありがとうございました。
▼ミックス
〈年間1位=3,362ポイント〉
佐久田リカルド(RIKARUDO SAKUTA)逗子フレスコボールクラブ所属
朝倉弥生(YAYOI ASAKURA)逗子フレスコボールクラブ所属
<佐久田リカルド選手のコメント>
初めて日本代表になってとても嬉しいですけどまだ良いフレスコボール見せてないから残念でした。これからもっとしっかり練習して頑張りたいと思います。宜しくお願いします。
<朝倉弥生選手のコメント>
2024から新たにできたマスターカテゴリーミックスの部にて日本代表になる事ができました!
そもそもはaxeというブラジルダンスにハマり2005年からダンス修行を兼ねて毎年ブラジルへ通っていて、フレスコボールは現地で見たことはありましたが、まさかプレーする側になるとは思ってもいませんでした。ラケット競技は未経験な上、あまりの出来なさ加減にその悔しさから、ゆるっとではあるがコツコツ続けて10年。人生折り返しを過ぎてから始めたスポーツでも、頑張れば結果は出せます。代表に恥じないプレーが出来るよう引き続き精進していきたいと思います!
以上が日本代表9ペア、13名の選手に加え、今シーズンから選出されたマスターカテゴリ、3ペア、6名になります。日本代表選出おめでとうございます!
来シーズンはTOP Div.のスピードガンルールも加わり、フレスコボールの歴史にとっても大きな変革の年となりそうです。今から皆様のどんなラリーが見れるのか楽しみで仕方ありません。来シーズンもよろしくお願い致します!