フレスコボールとは?
フレスコボールとは、1945年頃にブラジル・リオデジャネイロのコパカバーナビーチを発祥としたされるビーチスポーツで、2人組が7mの距離をあけ、「協力」しあって、ラケット(木製やカーボン製)でゴムボールを打ち合い、ラリーを続けるスポーツです。
テニスなどの一般的に球技は「競争」する競技であるのに対して、「協力」してラリーを続けることから、“思いやりのスポーツ”とも言われており、ラリーを続けるためには思いやりの心とコミュニケーションを取ることが必要不可欠であり、ラリーをするだけでペアとの距離もぐっと近づき、人と人との関係性がよりよくなるそんなスポーツがコミュニケーションデザインスポーツ「フレスコボール」です!
競技の特徴の一つとして、性別・年代を問わずレクリエーションとしても楽しめるスポーツで、小学生~80代の方までが各クラブチームに在籍しフレスコボールをたのしんでいます!
ビーチスポーツではありますが、公園や体育館などでもフレスコボールは楽しむことができ、脚をケガしていたり、車椅子の方もフレスコボールをすることができるのもフレスコボールの素晴らしい点で、本場ブラジルでは車椅子の選手が第一線で活躍していたりします!
体験会で、通りがかりの『車イスラグビー』メダリストで日本代表の仲里選手&カナダ代表ザック選手が飛び入り参加して下さった時の様子
フレスコボールは上記で述べた通り、「いつでも、どこでも、誰とでも」することができ、協力型のスポーツであることからコミュニケーションが活発に行われ、コミュニティ形成にも大変優れています!
フレスコボールのクラブチームを作ることで多くの方の幸せに繋がり、一人ひとりの健やかな暮らしの実現が可能になるはずです。このような思いを持ちながら、当面の目標を全国47都道府県に地域クラブを作ることを掲げ日々活動しています。
現在では全国17都府県23ものクラブチーム(2023年2月現在)が誕生しており、どのクラブチームも自主的に活発的に活動しております!
フレスコボール地域クラブとは?
現代社会では地域コミュニティの活動がいろんな所で衰退していて、SNSが普及、発達しバーチャルなコミュニティが増加しています、コロナ禍ということもあり直接的なコミュニケーションも失われつつあります、他にもコミュニティの生まれにくい都市住宅や都市構造、急激な都市化、自動車社会化を背景に、集う場所・遊び場所として安全な場所が減少しており、思い思いにのんびり過ごせる屋外の場所や自然に地域の人々がふれあうような場所が急速に減少し、コミュニティが生まれやすい空間が少なくなっています。
そこで仮にコミュニティができたとしても、バラバラな活動主体であることが多く、これらを相互に繋げ、コーディネートしていく役割を担う主体が不足しているのが現代社会の課題であります。
それらを解決することができるのがフレスコボール地域クラブです!
フレスコボールは、「思いやりのスポーツ」、「コミュニケーションデザインスポーツ」、「協力型のスポーツ」、「老若男女問わずやることができる」といった特性があることから、「いつでも、どこでも、だれとでも」が実現するフラットなコミュニティが出来上がるのです!
上記で上げた課題である、コミュニティ相互に繋げ、コーディネートしていく役割をJFBAが担っています!
大会を、 FRESCOBALL JAPAN TOUR とし、全国各地で行うことからフレスコボールコミュニティはその地域クラブだけにとどまらず、全国にもその輪を広げることができます!
フレスコボールをするために、その地域に移住したり、大会に兵庫県(20代)と岩手県(80代)のペアが出場したりと年代、世代、地域も超えた大きなコミュニティです!
ここで地域クラブをいくつか紹介させていただきます。
ローカル大会や体験会を積極的に行っているクラブ
湘南鵠沼フレスコボールや逗子フレスコボールクラブは体験会やローカル大会を積極的に行っています!
他にも関西フレスコボールクラブやフレスコボール明石なども幅広く活動しております。
湘南鵠沼フレスコボールクラブ
略称:SKFC
住所:神奈川県藤沢市
代表:渡辺 直樹
活動拠点:鵠沼海岸
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SKFC×FBCO主催のローカル大会の様子
先日JFBA 公認学生団体FBCO(慶應義塾大学フレスコボールサークル FrescoballClub Oceano)と共に開催したローカル大会では多くの方が参加して大盛り上がりを見せました。
写真を見てわかる通り、幅広い年代の方が分け隔てなく活動しています!
昨年からは、公式大会ショウナンカップ(鵠沼海岸)を開催し、今年も8月にショウナンカップ(湘南ひらつかビーチパーク)が開催予定です!
逗子フレスコボールクラブ
略称:ZFC
住所:神奈川県逗子市
代表:久野 雅実
活動拠点:逗子海岸
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逗子フレスコボールクラブはアットホームな雰囲気で団結力が凄くあるクラブで、いろんなローカルカップを随時開催していて、体験会やビーチクリーンなども積極的に行っています。
フレスコボール明石 Grêmio PONTE
略称:GPA
住所:兵庫県明石市
責任者:山下 祥
共同代表:宮下 ゆめ花、山本 彩佳
拠点:大蔵海岸公園(兵庫県明石市)
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おそらく最大人数が在籍しているフレスコボール明石は、体験会やビーチクリーン、台風後の砂撤去なども積極的に行っていて、明石海峡大橋が見える素晴らしいロケーションの中、毎年公式大会も行われています!
特色のあるクラブ
フレスコボール沼間クラブ
略称:FNC
住所:神奈川県逗子市沼間
代表:新倉昭治
副代表:清水一良
活動拠点:沼間スポーツ広場(五霊神社近く)
フレスコボール沼間クラブは、なんと平均年齢70〜80歳!
世代を超えて皆で楽しく交流したいとの思いで立ち上げたられた、地域密着のクラブです。
当クラブには、小学生から70歳代までの世代と家族連れなど幅広い人が参加していて、和気あいあい楽しく交流しています。
ビーチとは一味違う緑に囲まれた自然あふれる広場で、鳥のさえずりを聞きながらフレスコボールを楽しめる何とも贅沢な気分に浸れるのもフレスコボール沼間クラブの特徴です。
フレスコボールの魅力が良くわかるクラブチームです!
FRESCOBOL NIKKO POLARIS
略称:FNP
住所:栃木県日光市
代表:香取龍介
拠点:日光だいや川公園、日光体育館ほか
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世界遺産や大自然に囲まれて魅力あふれる日光市にて、活動しているFNPは内陸地のみで活動する唯一のクラブです!
世界遺産NIKKO、その大自然の中で地元民、移住者、旅行者、皆を結び付ける拠点になるべく現在精力的に活動中です!
フレスコボールの魅力として、ビーチに限らず「いつでも、どこでも、誰とでも」楽しめること。それを体現するクラブになっています!
三陸フレスコボールクラブ
略称:SRFC
住所:岩手県陸前高田市
代表:菅原ひとみ
副代表: 櫻岡和正、平山直
拠点:高田松原(岩手県陸前高田市)、大船渡、気仙沼
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公式大会最高年齢出場を果たした80代の方から小さなお子様までが在籍している三陸フレスコボールクラブ!
代表の菅原氏は、「年齢に関係なくプレーし心を通わせられるのがフレスコボールの魅力。地域を問わずとにかくみんなが楽しめるようクラブとして、活動を続けていきたい。」と語っている。
多くのクラブが自発的に活動をし、ビーチクリーンや砂除去などの社会貢献活動まで行っています。
フレスコボールをしているから、フレスコボールにハマる人がそういった人なのかは定かではありませんが、本当にいい人、良いクラブばかりでこういったフレスコボールの輪が広がっていくように今後も活動していきたいと思います。
地域クラブを作ろう!
上記のような地域クラブを作る際に、地域クラブ制度をJFBAは設けております!
地域クラブ制度とは、フレスコボールの活動がより地域に根付くことを目的としたJFBA(一般社団法人日本フレスコボール協会)公認のクラブ制度です。
・JFBAの広報協力(地域に根付いたクラブの活動をJFBA広報を通して、情報発信することが出来ます。)
・地域スポンサー獲得支援(地域クラブに所属する選手が、日本代表に選出された際に、地域クラブのスポンサー名称を日本代表ユニホームに印字することが出来ます。)
・共同イベント開催(JFBAとの共同イベントの開催や、イベント運営のサポートを受けることが出来ます。)
・用具、POPなどの支援(今後運営に必要な用具の支援を受けることが出来ます。)
以上のようなサポートを受けることができ、フレスコボールの関する活動がしやすくなります!
JFBAは、広報プレスリリースサービスを提供しているPRTIMS社がオフシャルPRパートナーとなっており、PRTIMS社の有料PRサービスを無料で利用することが可能であり、各クラブができた時のプレスリリースを発信、他にもローカル大会やイベントなどの情報も効率的に他媒体への広報機会を増やすことができます!
大会誘致!
フレスコボールは毎年、FRESCOBALL JAPAN TOUR を行っており全国各地で大会を行っています!
今年は7大会に加えて、プレーオフ大会1大会を予定しております!
〈FRESCOBALL JAPAN TOUR 2023〉
①2月11-12日|フレスコボールオキナワカップ2023@沖縄県宮古島市・与那覇前浜ビーチ【1st.ラウンド/九州沖縄ステージ】
②4月8-9日|岡山大会@岡山県玉野市【1st.ラウンド/中四国ステージ】※左記の内容で開催できるよう最終調整中(12月〜1月に公式発表予定)
③5月3-4日(5日予備日)|JAPAN BEACH GAMES® Festival フレスコボールオダイバカップ2023@東京都港区・おだいばビーチ【1st.ラウンド/東京ステージ】
④7月15-16日(17日予備日)|岩手大会@岩手県陸前高田市【1st.ラウンド/東北ステージ】※左記の内容で開催できるよう調整中
⑤8月11-12日(13日予備日)|フレスコボールショウナンカップ-平塚-2023@湘南ひらつかビーチパーク【1st.ラウンド/湘南ステージ】
⑥9月16-17日(18日予備日)|兵庫大会@兵庫県明石市【1st.ラウンド/関西ステージ】※左記の内容で開催できるよう調整中(承認の関係で5月頃公式発表予定)
⑦10月14-15日|JAPAN BEACH GAMES® Festival CHIBA フレスコボールジャパンオープン2023@千葉県千葉市・いなげの浜【ファイナルラウンド/関東ステージ】
11月4-5日 JBG®F須磨@兵庫県神戸市・須磨海岸【「FRESCOBALL JAPAN TOUR 2023」とは別のプレーオフ大会として開催】
大会を各地方でやる目的として、フレスコボールを通じて日本を巡り、地域への貢献をしていきたいという強い思いがあり、『地方における公式戦開催を通じた地域の関係人口創出やスポーツ振興・スポーツツーリズムへの貢献』を掲げ各地方での大会をおこなっております。
フレスコボールの大会を行うとこんなにいいことが!
スポーツ振興と経済効果
去年の大会参加者は、以下の通りです。
・オキナワカップ:116 名
・ショウナンカップ:133名
・オダイバカップ:139名
・リクゼンタカタカップ:108名
・アリアケカップ:135名
・オオクラカップ:172名
・ジャパンオープン:150名
大会期間中は、選手たちはその地域に宿泊し、夜は飲食や温泉などを楽しんでいます。加えて、選手の帯同者(家族や友人など)も多く、公共交通機関の利用など、多くの経済効果を生み出せています。特に各大会とも3分の2以上が県外参加者で、各地域における経済効果は一定以上のものがあると考えています。
大会と並行していつも行っている、体験会の参加人数も凄まじく、ラケットとボールさえあれば、「いつでも・どこでも・誰とでも楽しめる」フレスコボール、その障壁の低さが最大の魅力であり、友達やカップル、親子、ハンディの有無を問わず、のべ1000人以上の方にフレスコボールを体験いただくことができました。
この体験会によって、マリンスポーツに馴染みのなかった多くの人たちを外に連れ出すことができ、スポーツ振興の面でも活躍しています。
大会だけで終わりじゃない!
「思いやりのスポーツ」という競技特性から、地域や年代を越えたつながりを築きやすく、競技大会中も、地域や年代を越えて多くの方同士がラリー練習を行い、コミュニケーションを取っています。また大会前には、開催地域のクラブがHPやSNSなどで地域の名所・食などを発信し、その情報を頼りに、選手や帯同者たちは大会前後に観光を楽しむということが定着。大会を通じて、その地域・人と自然と深い関係性を築くことができ、大会が終わった数ヶ月後に、その地域を再び訪ねて練習や観光を行う選手もしばしば。移住してしまう選手もいるほどです!
以上のような効果が大会を開催することによって見込まれます!
今後も『地方における公式戦開催を通じた地域の関係人口創出やスポーツ振興・スポーツツーリズムへの貢献』を掲げフレスコボールに関わる人を増やしながらフレスコボールに関わった人々が幸せになれるよう邁進してまいります!
大会誘致にご興味のある方はこちらからお気軽にご相談ください
■お問い合わせ
一般社団法人日本フレスコボール協会
ディレクター 有吉 徳斗(ariyoshi yasuto)
電話番号:03-6304-3295
メール:contact@frescoball.org