日本フレスコボール協会(JFBA) オフィシャルブログ

一般社団法人日本フレスコボール協会のオフィシャルブログです。フレスコボールは、地球の裏側ブラジルはリオデジャネイロ発祥の新感覚のビーチスポーツで日本では2013年に協会が設立されました。当ブログでは、日本のフレスコボールの情報はもちろん、世界各国のフレスコボール協会や団体、大会の情報も発信します!思いやりのスポーツ、フレスコボールにご注目ください。

「FRESCOBALL JAPAN TOUR 2022」最終戦となった、『JBG®F CHIBA フレスコボールジャパンオープン2022』!
ジャパンオープンならではの緊張した空気感の中、今大会も様々なベストラリーが繰り広げられました。
各ペアの色んな背景や想いが5分間のラリーの中から伝わり、スタッフ一同、数え切れない感動をいただきました。
また多くの方の協力があり、体験コーナーにも653名もの方が参加してくださり、大成功の大会となりました。深く御礼申し上げます。

さて、日本代表を決める最終戦で見事入賞した選手の皆様を紹介していきます。

ファッション賞
朝倉弥生×長谷川朝子

ブラジル銀行の黄色いTシャツをお二人で揃えた「朝倉弥生×長谷川朝子」ペアがファッション賞を獲得。
ブラジル行きの日本代表を決めるジャパンオープンにシンクロしたファッションに、確かな技術力を兼ね備えた軽快なラリーも相まって、大会に華を添えていただきました。

ファッション賞には、V-Sketch様・NEWERA様から副賞が贈られました。

 

ベストラリー賞
外山祐次×落合真彩

歴代最高得点、1914点をジャパンオープンという最後の大一番でたたき出した外山祐次×落合真彩ペア。
ラリーが終わった後は全員が興奮を抑えきれず、思わずスタンディングオベーション!
抜群の安定感の中から繰り出される強烈なアタックの応酬には、多くの人が釘付けに。
日本フレスコボール界にとっても、本人たちにとっても「ベストラリー」だったのではないでしょうか。
その一方で、本当は「落球0」で行きたかったという大会後の本人たちの話も。
トップを走り続けながらも現状に満足しないお二人の姿勢、本当にかっこよく尊敬します。

ベストラリー賞のお二人には、フレスコボール公式ソング『Fresh Go』を歌うSPiCYSOLのツアーライブのスペシャルインビテーションが贈られました。

 

女子カテゴリ

女子カテゴリ順位

 

3位
宮下ゆめ花×山本彩佳

見るごとに、ラリー速度がどんどん上がっているお二人。
優勝を果たしたアリアケカップに比べて落球に苦しんだ印象でしたが、それはむしろアリアケカップを一つの節目として、果敢に打ち合う新たなステップに進化を遂げようとしている本人たちのチャレンジのようにも映りました。
年間総合得点では今シーズンは惜しくも日本代表を逃しましたが、来年の更なる成長に一番期待できるペアではないでしょうか。一年間、ストーリー性のあるラリーを本当にありがとうございました。

ラリー項目総得点:704
アタック項目総得点:628
└アタックバランスpt:114
インプレッションpt:170
└アタックインプレッションpt:80
└テクニカルインプレッションpt:90
総合得点:1502

 

2位
風味千賀子×宮山有紀

男子・女子カテゴリで唯一、同一ペアでの年間7大会全試合出場しているお二人。
7大会のうち3大会で優勝を果たし、JFBA年間公式ランキングでは堂々の1位。
常に安定感のある鋭いラリーを見せながらも、毎大会ごとにテーマが感じられる「かざみや」ペア。
宮山選手の鋭いアタックを風味選手が受け止める、その強さの中でラリーを楽しむエッセンスが感じられるのも二人らしさ。
一年を通じて見せていただいた全球が、見る者すべてに間違いなく刺激を与えていました。
本当にありがとうございました。

ラリー項目総得点:747
アタック項目総得点:659
└アタックバランスpt:121
インプレッションpt:200
└アタックインプレッションpt:100
└テクニカルインプレッションpt:100
総合得点:1606

 

1位
落合真彩×青木沙耶香

女子カテゴリの年間最高得点を出して、見事ジャパンオープンを制覇。
カテゴリ屈指の高速ラリーながらも、落球を4に抑え、「強さ」と「美しさ」を両立させた文句なしの優勝。
年間のベストプレーをこのジャパンオープンに持ってこれる精神力、それを可能にする技術力、全てが結集し、まさに最高峰のラリーでした。今シーズンはこれで三度目の栄冠。
このお二人なら、きっとブラジルでも良い結果が残せると信じています。優勝おめでとうございます!

ラリー項目総得点:798
アタック項目総得点:722
└アタックバランスpt:128
インプレッションpt:200
└アタックインプレッションpt:100
└テクニカルインプレッションpt:100
総合得点:1720

女子優勝のお二人には、B’s INTERNATIONAL様、NEWERA様、OceanPacific様から副賞が贈られました。

 

男子カテゴリ

男子カテゴリ順位

 

3位
外山祐次×松浦孝宣

今シーズンは「高速ラリー」で圧倒的な強さを見せつけ、ショウナンカップ~アリアケカップまでの4連覇を果たし、年間最多優勝ペアのお二人。
2022シーズンの大トリにふさわしく、登場時から多くの観客を魅了し、心酔させていました。
総打数に関しては、さすが男子カテゴリで1番の549打。
いつだって攻めたプレーを忘れることのないお二人には、感服です。
ブラジル大会での活躍を心から期待しております!

ラリー項目総得点:750
アタック項目総得点:722
└アタックバランスpt:128
インプレッションpt:195
└アタックインプレッションpt:100
└テクニカルインプレッションpt:95
総合得点:1667

 

2位
芝卓史×赤塚康太

お二人のラリーは常にダイナミックで、ハートフルで、エネルギッシュ。
数値化することのできない、熱く心揺さぶられるラリーを今大会でも見せていただきました。
体を大きく使った力強いアタックの応酬と、それを加速させる魂のこもった声がけは、見ている人を惹きつけ、熱い気持ちにさせてくれます。
「このスタイルで勝ちたい」という強い想い・気迫は、見ている人に必ず伝わり、刻まれ、これからも受け継がれていくものだと確信しています。

ラリー項目総得点:781
アタック項目総得点:714
└アタックバランスpt:116
インプレッションpt:200
└アタックインプレッションpt:100
└テクニカルインプレッションpt:100
総合得点:1695

 

1位
山下祥×岸田直也

「落球数2」という抜群の安定感を誇り、力強いアタックの応酬で、最終戦にして悲願の初優勝を決めました。
幾度か落球しそうな難局が訪れるも「絶対に相手までボールを繋げる」という互いの闘志が、落球数の少なさに繋がったように感じられます。それを引き出す関西勢の熱い声援も、きっと二人への厚い信頼の証。
大一番で、岸田選手の正確無比なアタック&ディフェンスと、山下選手の唯一無二のクイックスマッシュヒットスタイルが、見事にシンクロ。
MCの堀内氏がおっしゃっていた「フレスコボールは個性の開放だ」という言葉を、まさに二人が体現してくださいました。ブラジルでの健闘を祈っています!

ラリー項目総得点:821
アタック項目総得点:725
└アタックバランスpt:119
インプレッションpt:200
└アタックインプレッションpt:100
└テクニカルインプレッションpt:100

総合得点:1746

男子優勝のお二人には、B’s INTERNATIONAL様、NEWERA様、OceanPacific様から副賞が贈られました。

 

ミックスカテゴリ

ミックスカテゴリ順位

3位
岸田直也×宮下ゆめ花

オキナワカップで優勝を果たしているお二人の、今シーズン二度目のラリー。
オキナワカップから132点も伸ばし、シーズン初めと終わりでお互いの成長を確かめ合うかのような「会話」にも近いラリーが印象的で、見事3位という成績を残しました。
ラリースピードは、オキナワカップに比べても確実にアップ。
丁寧ながらも気持ちが籠った「師弟」ラリーがとても魅力的でした。

ラリー項目総得点:773
アタック項目総得点:717
└アタックバランスpt:127
インプレッションpt:190
└アタックインプレッションpt:95
└テクニカルインプレッションpt:95
総合得点:1680

 

2位
五十嵐恭雄×宮山有紀

五十嵐選手のアタックは、大迫力でありながら美しさもまとう、誰にも真似できない唯一無二の「個性」。
対する宮山選手も、エネルギッシュさと繊細さを兼ね備え、一度は見てみたかった二人の共演がここに実現。
男子カテゴリ顔負けのアタックスピードで、常に観客を沸かしました。
「逸れた球も強烈なアタックで返す」が、二人のスタイルの代名詞。
心が震えるラリーを、ありがとうございました!

ラリー項目総得点:798
アタック項目総得点:717
└アタックバランスpt:127
インプレッションpt:195
└アタックインプレッションpt:100
└テクニカルインプレッションpt:95
総合得点:1710

 

1位
外山祐次×落合真彩

ベストラリー賞で前述の通り、歴代最高得点1914点をジャパンオープンで記録。
胸に書かれた「Feel Rhythm」の言葉通り、小気味よく繰り出されるアタックの応酬に、誰もが心酔しました。
前哨戦となるオオクラカップで優勝を果たし、さらなる高みを目指したお二人の5分間。
まさに「ショー」であり、まさに『日本フレスコボール界の最高到達点』を見た瞬間でした。
しかし、きっと本人たちはさらなる高みを見据えているはず。
この二人が見せてくださる次の景色を、楽しみにしています。

ラリー項目総得点:864
アタック項目総得点:850
└アタックバランスpt:140
インプレッションpt:200
└アタックインプレッションpt:100
└テクニカルインプレッションpt:100
総合得点:1914

ミックス優勝のお二人には、B’s INTERNATIONAL様、NEWERA様、OceanPacific様から副賞が贈られました。

 

以上が大会入賞者紹介となります。「年間表彰」に関しても、同じ熱量で、後日アップさせていただきます。

それぞれのペアにストーリーがあり、まさに80組のショーケース。色んな形のフレスコボールを見させていただきました。

また今大会も設営・撤収作業の際に手伝ってくださった皆様ありがとうございました!

どうか皆さま、つかの間のオフシーズン、充実の日々をお過ごしください。

日本代表選手は、12月に向けてさらなる挑戦の日々が続きますが、フレスコボールファミリーすべてがあなたたちを応援しています。

また来年、笑顔でお会いしましょう!

■お問い合わせ
一般社団法人日本フレスコボール協会
ディレクター 有吉 徳斗(ariyoshi yasuto)
電話番号:03-6304-3295
メール:
contact@frescoball.org