世界選手権に挑戦した、岸田直也選手×松井芳寛選手からイベントレポートが届きましたので、掲載させていただきます!
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9/23-25 BRWL(Beach Racket World League)主催のフレスコボール世界選手権がギリシャアテネで行われました。JFBA(Japan Frescoball Asociation)から岸田直也、松井芳寛の両選手を派遣しました。
世界選手権を通じて現地で感じたことを記しました。
◎国際交流
ギリシャ語、ポルトガル語、スペイン語が飛び交う中、コミュニケーション言語はやはり英語でした。日常会話程度の英語力で問題なく会話できました。
ヨーロッパ中心に世界8カ国から選手が集結。
ギリシャ、ポルトガル、スペイン、イスラエル、ポーランド、トルコ、メキシコ、日本
*順不同
フレスコボールを始めて日本全国に仲間ができたことを嬉しく思ってます。
それが世界に広がりました。また会いたい人たち、行ってみたい国が増えました。
◎三つの違い
①ルール
②プレースタイル
③体格、フィジカル面
①ルール
BRWL世界選手権とJFBA日本の公式大会ではルールが全く違ったものでした。
私の所感も含めて一言で違いを申しますと
BRWLでは速いアタックを7分間の間にどれだけたくさん打てるか。
JFBAでは早いラリーを5分間でどれだけたくさん落とさずにできるか。
違いの詳細としては
BRWL
・試合時間7分(落球すると時間が止まる)
・アタックの速さをスピードガンで測定されて得点化される(54km以下は加点なし)
・落球による減点が小さい(総得点への影響小さい)
JFBA
・試合時間5分(落球による時間止めがない)
・アタック数による加点が大きい
・落球による減点が大きい(総得点への影響大きい)
2022年度JFBAルール
https://blog.frescoball.org/blog/archives/p16529/
現地でスピードガンを使って練習できたのが3回程度だったので不安はありました。
スピードガンへの対応、適応は今後の課題となりました。
②プレースタイル
フォアとバックを使ってラリーしているのは日本チームのみでした。
ヨーロッパで広がるフレスコボールは主にフォアとフォアのラリー。
*フォア(利き手でラケットを持ち利き手側で打つ)
*バック(利き手でラケットを持ち非利き手側で打つ)
基本テクニックについて
https://www.frescoball.org/rule
ルールの違いでも記しましたが
ルール、スタイルの違いでアドバンテージは感じておりました。
フォアフォアのラリーの方が加点されやすく
フォアバックのラリーではバック時に加点されづらい。。。
しかしながら私たちのプレーは
Different Style(違ったスタイル)
Brazilian Style(ブラジリアンスタイル)
③体格、フィジカル
圧倒的にデカいです。縦にも横にも。生まれ持った体格はもちろんあると思いますがトレーニング、ワークアウトが日常化しており、スポーツする上でのフィジカル向上は必須と考えているようです。
筋トレすれば絶対もっと良い結果出せるよ!とすごくプッシュされました。
ボールの違い
ヨーロッパで広がるフレスコボールはテニスボールを使うことが多く、呼称もFrescoballだけでなくBeach Racketという表現もあるようです。
試合ではPennボールを使用
https://store.frescoball.org/items/16082750
◎世界選手権の結果
4位。惜しくも入賞ならずでした。
エキシビジョン(13-15組)
予選(13-15組)
本戦(8組に絞られる)
ギリシャで3回の試合を経験しました。
現地、試合、ルールに慣れてきたこともあり、
回数を重ねるごとに点数を伸ばすことができたのが成果だと思います。
日本と同じだと感じました。
場所が変わってもフレスコボールは応援し合うスポーツで他国のいろんな選手、観客の方々そして日本の皆さんが私たちを熱く応援してくれました。
そんな素晴らしい経験ができたことに私共も胸が熱くなりました。
◎まとめ
世界選手権出場の機会をいただけたこと、
たくさんの方々に支援、応援していただいたことで
本大会に参加することができました。ありがとうございます。
この経験を少しでも還元していけるよう努めたいと思います。
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ポルトガルのブルーノ選手が撮影&編集した動画になっております!
今回の世界選手権の様子がよく分かるので是非ご覧ください!
■お問い合わせ
一般社団法人日本フレスコボール協会
ディレクター 有吉 徳斗(ariyoshi yasuto)
電話番号:03-6304-3295
メール:contact@frescoball.org