「FRESCOBALL JAPAN TOUR 2025」第6戦、『フレスコボールミウラカップ2025』が、2025年7月12-13日に神奈川県三浦市・三浦海岸で開催されました。三浦海岸での大会開催は実に6年ぶり。日本フレスコボールの発祥の地に、全国からフレスコボーラーが集結しそれぞれのベストラリーを披露しました。そんな中見事入賞を勝ち取った選手の皆様を紹介していきます!
■TOP Div.
男子カテゴリ入賞者
見事な大接戦を制したのは、出場した4大会すべてで優勝を果たしている岸田直也 × 宮脇勇輔ペア!
試合中には時速80kmを超えるアタックを10球以上繰り出しながらも、抜群の安定感でラリーを繋ぎ続け、勝負強さを存分に発揮しました。まさに「さすが」のひと言に尽きます。準優勝の赤塚康太 × 外山祐次ペアは、常に思考を巡らせながらプレーし、巧みにラリーを組み立てていました。戦略と迫力が融合した、見応えある圧巻のプレーを披露してくれました。そして第3位は、GVK代表の松井芳寛選手と、昨年度の新人賞を受賞し驚異的な成長を遂げている平山元選手のペア。お互いの持ち味を活かしたラリーで、観客を大いに沸かせました。
1位
岸田直也×宮脇勇輔 22,669pt
2位
赤塚康太×外山祐次 22,102pt
3位
松井芳寛×平山元 17,531pt
女子カテゴリ入賞者
ブラジル選手権で見事優勝は果たした、風味千賀子 × 宮山有紀ペアが今大会でも見事優勝!お二人の圧巻のラリーは、信頼関係の深さを感じさせ、終始楽しそうにラリーを繰り広げる姿が印象的。多彩な強さを見せるプレーで、会場を大いに沸かせました!準優勝に輝いたのは、前回大会から大幅に得点を更新した岡井花子 × 松本沙耶香ペア。松本選手の強烈なアタックを、岡井選手がすべて受け止めるスタイルで試合を展開。女子カテゴリ最少の落球数という圧倒的な安定感も披露し、堂々の2位入賞です。第3位は、落合真彩 × 大和地未沙子ペア。最高速度77kmの攻めのラリーで魅せてくれました。Topを走り続けながらさらなる成長を目指し、常にチャレンジを忘れないその姿勢に、今後の試合にも期待が高まります!
1位
風味千賀子×宮山有紀 15,001pt
2位
岡井花子×松本沙耶香 12,094pt
3位
落合真彩×大和地未沙子 11,228pt
ミックスカテゴリ入賞者
23,000点台の激しいラリーを繰り広げ見事優勝を収めたのは赤塚康太×宮山有紀ペア!前半は落球を抑えながらラリーを組み立てていき後半は更にスピードを上げて得点を伸ばしてきました。まだまだ出せるといったご様子のお二人、次回のラリーも楽しみでなりません。準優勝は岸田直也×落合真彩ペア!逸れたボールにも即座に反応し、糸を引くような美しく滑らかなラリーを披露。高い技術と集中力が光るプレーで、会場を魅了しました。第3位は、夫婦で熱い挑戦を続ける大和地亮太 × 大和地未沙子ペア。落ち着いたプレーの中にも、「打つよ!」といった声掛けでしっかりと意思疎通を図りながら、二人でラリーを丁寧に作り上げていく姿が印象的で思いやりが詰まったラリーでした。
1位
赤塚康太×宮山有紀 23,536pt
2位
岸田直也×落合真彩 19,392pt
3位
大和地亮太×大和地未沙子 13,082pt
■2nd Div.
男子カテゴリ入賞者
1位から3位までの差は、わずか14点!まさに一打で順位が変わるような、超激戦となった「2nd Div.男子カテゴリ」。その中で見事頂点に立ったのは、木滑正人 × 大森正雄ペア!前回フクマカップに続き、今回も1位と2位の差はたったの“1点”。これまで以上にレベルが拮抗し、1打の重み、1球に込める想いが、プレーにそのまま現れる展開となりました。会場全体を引き込むような熱量のあるラリーは、まさに手に汗握る攻防。今後ますますの盛り上がりが期待される2nd Div.男子カテゴリ。さらなるハイレベルな戦いから目が離せません!
1位
木滑正人×大森正雄 1,246pt
2位
中澤光×志水マルセロ 1,245pt
3位
多田正人×池田英明 1,232pt
女子カテゴリ入賞者
「2nd Div.」女子カテゴリを制したのは、現マスターカテゴリ日本代表の澤有希 × 三枝由紀子ペア!これまでの大会でも着実にスコアを伸ばしてきたお二人が、安定感抜群のラリーで優勝を掴み取りました。女子カテゴリ唯一の“一桁落球”という精度の高いプレーは、まさに経験のなせる業。落ち着いた連携で、観客を魅了しました。2位・3位には、初入賞となるペアが多数ランクイン!若手選手の勢い、ベテラン勢の意地、さらにはかつて三浦海岸で戦った選手たちの再挑戦など、それぞれが想いを込めたラリーを展開。プレーからは、勝ち負けだけではないストーリーや成長が感じられる、心を動かす戦いとなりました。
1位
澤有希×三枝由紀子 1,195pt
2位
嶋崎明美×大西亜弥 858pt
3位
五十嵐道代×中村綾美 846pt
ミックスカテゴリ入賞者
自分たちのベストを更新し、見事優勝を勝ち取ったのは中澤光 × 中澤彩香ペア!本人たちも納得のいく、丁寧かつ力強いラリーを披露してくれました。優勝コメントでは「得点を伸ばして団体戦に貢献し、ZFCに恩返しがしたい」と語っており、その想いがプレーにも強く表れていました。「2nd Div.」の得点は団体戦の行方にも直結する重要な要素。それぞれの選手が、自身の目標やチームへの想いを胸に、それぞれのラリーを全力で展開しました。結果的に、上位3位までを地元クラブであるZFC、SKFCの選手たちが独占!地元勢の底力と団結力が光る結果となりました。
1位
中澤光×中澤彩香 1,317pt
2位
志水マルセロ×志水美楓 1,006pt
3位
仙道正雄×仙道冬子 931pt
■特別賞
JFBA・ベストラリー賞
細井のぶ×細井良平
公式戦初出場ながら、見事ベストラリー賞に輝いたのは細井夫妻!ラリー中は多くの観客から声援が飛び、特にお二人の努力をよく知る逗子フレスコボールクラブのメンバーからは、ひときわ熱い応援が送られていました。初出場とは思えないほど完成度の高いラリーで、堂々たるプレーを披露。これからのさらなる進化に、期待が高まります!ベストラリー賞のお二人にはJFBAスタッフTシャツが贈られました。おめでとうございます!
リードオフジャパン・ファッション賞
鈴木麻井子×山口桃子
6年前、2019年に三浦海岸で開催された大会、その当時と同じ衣装で今回の大会に登場したのは、鈴木麻井子 × 山口桃子ペア!当時を知る人々にとっては懐かしさと感動が重なる瞬間となりました。今回、6年ぶりに三浦海岸での開催となったこともあり、当時の記憶や想い出がよみがえる中での出場。プレーを重ねるごとに、その歩みと積み重ねてきた時間がひしひしと伝わってくるような、味わい深いラリーを披露しました。試合終了後には、抱き合って涙を流す姿も。プレーだけでなく、その背景にあるストーリーが会場の心を動かし、温かい拍手と感動に包まれました。協賛「リードオフジャパン株式会社」様からは、「ズブロッカ アップルズー」が贈られました。おめでとうございます!
◇ズブロッカ アップルズー
ポーランドの世界遺産の森から採れる草「バイソングラス」を使った桜餅のような華やかな香りを持つフレーバードウォッカ「ズブロッカ バイソングラス」に、りんご果汁と炭酸が加わった新定番カクテル。
6年ぶりの三浦海岸での開催となった今大会。多くの方々のご尽力により、三浦海岸が海水浴場として復活し、こうして大会を開催することができました。改めて、普段大会を開催できていることは決して当たり前ではないということを、深く再認識する機会となりました。協会発足から12年間、多くの方々の想いや行動によって紡がれてきたフレスコボールという文化。それを今後も持続可能な形で守り育て、関わるすべての人が少しでも幸せになれるようなカルチャーにしていかなければならない、そんな思いを強く抱かせてくれる大会となりました。大会運営へのご協力、普及活動、そして日々フレスコボールに取り組んでくださっているすべての皆さまに、心より御礼申し上げます。これからも共に、より良いフレスコボールカルチャーを築いていけたら幸いです。
次回大会は4年連続の開催となります『フレスコボールリクゼンタカタカップ2025』です!
現在エントリーも大募集中ですのでぜひ皆様のご参加お待ちしております!
■特設ページ
https://www.frescoball.org/rikuzen2025/
■お問い合わせ
一般社団法人日本フレスコボール協会
事務局長 有吉 徳斗(ariyoshi yasuto)
電話番号:03-6304-3295
メール:contact@frescoball.org