日本フレスコボール協会(JFBA) オフィシャルブログ

一般社団法人日本フレスコボール協会のオフィシャルブログです。フレスコボールは、地球の裏側ブラジルはリオデジャネイロ発祥の新感覚のビーチスポーツで日本では2013年に協会が設立されました。当ブログでは、日本のフレスコボールの情報はもちろん、世界各国のフレスコボール協会や団体、大会の情報も発信します!思いやりのスポーツ、フレスコボールにご注目ください。

「FRESCOBALL JAPAN TOUR 2025」第2戦、ショウナンカップ-鵠沼-。
今シーズンを戦うペアと出場する組が増え、今大会からシーズンインをした選手も多かった印象。Top Div.は各ペアがどのくらいのスコアを出してくるのか、選手も観客も予想がつかないワクワク感と緊張感で、今までとは違った会場の空気を感じました。まだまだシーズン序盤ではありますが、静かに熱く燃える気持ちが交錯した「ショウナンカップ-鵠沼-」、見事入賞を手にした選手の皆様を紹介していきます!

TOPDiv.

男子カテゴリ入賞者

今年から導入されたスピードガンルールですが、沖縄大会やシステムのレンタルにより、選手の経験値が少しずつ上がってきている様子。その中で、入賞の3組は、どういったラリーを構成するのかを常に考えて試合を展開しているように感じ、得点や調子に合わせて最適化できる技術力が印象的でした。そうした中で、海外経験豊富な岸田選手・実力十分ながらもまだ日本代表の経験を得ていない宮脇選手の新ペアが優勝を飾る結果となりました。この後の戦いからも目が離せません。

1位
岸田直也×宮脇勇輔 19,459 pt

2位
赤塚康太×外山祐次 17,584 pt

3位
五十嵐恭雄×松浦孝宣 16,585 pt

女子カテゴリ入賞者

全体的にパワーアップしていると感じた女子カテゴリ。パワーのあるアタックでスピードにのせる力や、そのアタックを引き出すディフェンスが確実にレベルアップしているように感じました。そんな中、今大会の入賞は試合経験豊富なベテラン勢が顔を揃える結果に。優勝は、50km後半/h〜60km前半/hの打数にプラスして60km後半/hのアタックで得点を伸ばした落合×大和地ペアとなりました。このまま上位陣が突き放すのか、若手の猛追が見られるのか。期待が膨らみます。

1位
落合真彩×大和地未沙子 12,384 pt

2位
鈴木麻井子×宮山有紀 11,870 pt

3位
石田尚子×牛田美紀 5,403 pt

ミックスカテゴリ入賞者

ミックスカテゴリ優勝は、2024年ランキング1位の岸田×落合ペアとなりました。2位との差100ポイントと接戦の戦いを制しました。ルールが変わったとはいえ、落球を抑えて打数を積み重ねるという根本は昨年同様。入賞ペアからはその基盤の強さを感じました。今大会を経て、課題が見えたペアも多いはず。毎年レベルの高いミックスカテゴリですが、今年はどのような展開が待っているのか、楽しみです。

1位
岸田直也×落合真彩 23,819 pt

2位
赤塚康太×宮山有紀 23,719 pt

3位
大和地亮太×大和地未沙子 14,895 pt

2nd Div.
男子カテゴリ入賞者

日本代表経験もある松井選手が、昨シーズンにデビューした奥村選手とペアを組み、見事優勝を手繰り寄せました。入賞の3組はどのペアも、落球を一桁に抑えました。自分たちのリズムやスピード感をしっかりと持ち、本番でもそのラリーをきちんと再現していたと思います。コミュニケーションをとりながら精度を高める練習を重ねてきたことが伺えました。

1位
松井芳寛×奥村健太 1,424 pt

2位
石河洋一郎×平山元 1,321 pt

3位
上野山寛人×島仁 1,172 pt

女子カテゴリ入賞者

2nd女子カテゴリは、ホームである逗子フレスコボールクラブと湘南鵠沼フレスコボールクラブ所属のメンバーで表彰台が埋まりました。今大会、結城選手と優勝を勝ち取った日本代表経験のある中澤選手の「出産を経て、帰って来れたという感じがしています。」というコメントから、地域クラブの存在は、フレスコボールを生涯楽しむためにも大きな存在になってきていると感じました。

1位
中澤彩香×結城美香 1,150 pt

2位
澤有希×三枝由紀子 1,127 pt

3位
鈴木夏子×仙道冬子 1,093 pt

ミックスカテゴリ入賞者

女子カテゴリに続き、ミックスカテゴリの入賞もホームである逗子フレスコボールクラブと湘南鵠沼フレスコボールクラブ所属のメンバーが顔を揃えました。お互いの良さを引き出すことはもちろん、時にはカバーしながらラリーを組み立てました。その中でも伸びのあるアタックで打数を重ねた中澤ペアが初優勝を飾りました。観ている側も楽しくなる素晴らしい5分間でした。

1位
中澤光×中澤彩香 1,273 pt

2位
志水マルセロ×結城美香 1,2197 pt

3位
鈴木彰×鈴木夏子 946 pt

マンハッタンマルガリータ・ファッション賞
後藤亨×後藤章子

ビーチが似合うカラーのボーダーが素敵なタンクトップを着用。湘南の地がとてもよく似合う姿がかっこよく、プレーでも力強さと上手さが光っていました。
協賛「V-Sketch様」から副賞(マンハッタンマルガリータ)が贈られました。おめでとうございます!

JFBA・ベストラリー賞
松山光伸×樋山亜紀

TryEnoshimaフレスコボールクラブ所属の松山×樋山ペアが選出。日頃から普及活動にもご尽力いただいているお二人。思いやりのある返球を挟みながら打数を重ねました。お二人のもとで体験される方には、フレスコボールの思いやりがよく伝わっていることだろうと思いました。
JFBAから副賞(オリジナルTシャツと公式オンラインサイトのクーポン)が贈られました。おめでとうございます!

年間ランキングでは、地域クラブのランキングも更新中。ぜひご覧ください。
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次戦は、4月12日(土)-13日(日)フレスコボールシブカワカップ2025@岡山県玉野市渋川海岸となります。晴れの国、岡山県での開催は2年ぶりとなります。たくさんのフレスコボーラーにお会いできることを楽しみにしております!!

■お問い合わせ
一般社団法人日本フレスコボール協会
ディレクター 大久保美音
電話番号:03-6304-3295
メール:contact@frescoball.org