「第2回フレスコボール東北大会」の大会レポートが気仙沼フレスコボールクラブ代表の、杉村秀樹氏から届きましたので掲載させていただきます。

2025年11月22日に、宮城県気仙沼市大谷海岸で「第2回フレスコボール東北大会」を開催しました。参加選手および運営に携わってくれた皆さまのご協力により無事に全ペアが怪我なく終えることができました。
今大会では、2025年シーズンで日本代表に選出された杉村からディフェンスを、日本代表経験のある松井芳寛選手からアタックをレクチャーする時間を大会の最初に行いました。
「初めてフレスコボールに触れる方も大会に出て、フレスコボールの魅力を感じてほしい。」という想いから取り入れましたが、初心者層にとっても、経験者層にとってもとてもいい時間となりました。

関西からGVK所属の松井芳寛選手やNPUFC所属の渡邉素江選手・江島花音選手、GAFC所属の選手も盛岡からはるばる気仙沼へ足を運んでくれました。
第2回も昨年に引き続き、総打数、落球のカウントという基盤のルールを単純化したものに加え、目標打数差得点(※1)という加点項目を加えることにしました。
(※1)目標打数-総打数の絶対値を100で引いた得点
優勝したのは松井・江島ペアで、目標打数差得点が見事満点でした。
今大会は当日のくじ引きでペアが決まるランダムマッチング制を導入し、「引っ張れる頼りになる人」と「引っ張ってもらったら輝ける人」に分かれて、マッチングをしました。
三陸フレスコボール代表・櫻岡選手のランダムペアマッチを体験してのコメント
今回初めてランダムマッチをやってみて、初めて組むペアだからこそ相手を気遣うというフレスコボールの原点に立ち返れたような気持ちになりました。普段は上級者の力強く速いラリーを目指して練習していますが、始めたての方にはフレスコボールを純粋に楽しんで欲しいという思いを持っているので、ランダムマッチという形でそれを実現できたことが嬉しかったです。
今大会に協賛下さった「本吉タクシー 」小野寺 弘敏 様からのコメント
大会初参加でしたが、レクやミニ運動会など運営の粋な設えのおかげでみんなとコミュニケーションがとれて、笑いの絶えない楽しい一日でした。大会の成績はなんと、2位!ペアの松井さんが僕の打ちやすいところに返球してくださるので気持ちよくラリーすることができました。
今大会ではスポンサーもさせていただきました。賞品として「ホヤぼーやグッズ」など気仙沼のものを選定いただき、受け取った入賞者の喜ぶ姿に嬉しい気持ちでいっぱいでした。大会終了後もみんなのInstagramを眺めてしばらくニヤニヤしてました。
大会を僕の地元で開催してくれてありがとうございます。
マイラケットも発注したので今後もフレスコボールを楽しもうと思います。

東北のフレスコボールの歴史はまだまだ始まったばかりですが、全国各地の選手たちの支えもあり、少しずつ大きくなっています。
2025年も1年間本当にありがとうございました!
また来年も東北のクラブ共々、どうぞよろしくお願いいたします!

■お問い合わせ 一般社団法人日本フレスコボール協会 電話番号:03-6304-3295 メール:contact@frescoball.org