10月5日(土)、6日(日)兵庫県神戸市・須磨海岸にて「JBG®須磨フレスコボールトリンカ&スピードガンマッチ2024」が開催。トリンカマッチは昨年に続き2年目、スピードガンマッチは初の実施となりました。
年間のジャンパンツアーでは見ることができないトリンカならではのチーム編成もあり、大いに盛り上がった本大会。大会の雰囲気をお伝えするとともに、入賞者をご紹介します!記事後半には、スピードガンマッチ全ペアの結果を公開しておりますので、ぜひ最後までご覧ください。
マンハッタンマルガリータ・ファッション賞
中尾繁宏×松村和修×荒木里香(609pt)
「同期」のTシャツで揃え、3人の明るさを表すようなオレンジカラーもとてもお似合いでした!日頃からフレスコボールをきっかけに集まり、楽しい時間を過ごしていることが伝わるようでした。フレスコボールはコミュニケーションデザインスポーツと呼ばれることがありますが、まさにその名の通りだと思うことができました。3人の同期が一緒に試合に出られるのはトリンカだからこそ。本大会を無事に実施することができたことを嬉しく思います。
協賛「V-Sketch様」からは、マンハッタン・マルガリータが贈られました。おめでとうございます!
◇マンハッタン・マルガリータ
「セレブリティさえ憧れる、秘伝のレシピから生まれた特別なカクテル。マンハッタン・マルガリータ。マンハッタンビーチをこよなく愛する地元の人々が最高の一杯で一日を終えるために、30年以上も磨き続けてきた秘伝のレシピ。天然素材だけで作られた、ナチュラルな口当たりは、あなたのココロを一気に解き放つような力を秘めています。 ぜひ一度ご賞味ください。」
ベストラリー賞
岡本聖子×石田晃大×栄睦美(470pt)
スポーツクラブ21朝霧で活動されている3人で結成されたトリンカチーム。クラブ代表の岡本選手が栄選手と石田選手をリードしてラリーを作っていきます。毎週の練習で着実に力をつけていることがわかります。どんな返球が良いか、どう打ったら良いか、考えながらプレーする姿に学ぶことも多く、フレスコボールの楽しさや奥深さを再確認させてくださるようなラリーでした。
JFBAからは、JFBA公式サイトでご利用いただけるクーポンが贈られました。おめでとうございます!
トリンカマッチ・男子カテゴリ優勝
平山元×竹田和也×岸田直也(1,684pt)
大阪桜ノ宮ビーチで活動されている、フレスコボール関西 GrêmioVENTO(GVK)の3人が優勝を勝ち取りました。2分ごとに1人が逆サイドへ移動し、3人の体制を変えなければいけないトリンカルール。このチームは、その移動が2回とも驚くほどスムーズ!無駄のない体制変更が他チームとの差をつける鍵となったかもしれません。日頃から練習場所を共にしていることで、息もピッタリ合っていたように感じます。トリンカのお手本のような素晴らしいラリーでした!
ラリー項目総得点:842
└総打数:596
└落球数:14
アタック項目総得点:662
インプレッション項目
└アタックインプレッション:80
└テクニカルインプレッション:100
総合得点:1684
トリンカマッチ・女子カテゴリ優勝
宮山有紀×山下みずき×風味千賀子(1,278pt)
同級生3人で結成された宮山・山下・風味チームが見事優勝です。優勝コメントでは、山下みずき選手から「ミズキの木で作られた優勝トロフィーを持ち帰りたい」という熱い思いから結成されたというお話もあり、フレスコボール黎明期を支えてきた3人の絆を感じることができました。プレーでも力強いアタックがとても印象的、ラリー中の声かけや雰囲気からもお互いを思いやる心を感じる6分間でした!
ラリー項目総得点:732
└総打数:508
└落球数:16
アタック項目総得点:396
インプレッション項目
└アタックインプレッション:80
└テクニカルインプレッション:70
総合得点:1278
トリンカマッチ・ミックスカテゴリ優勝
岸田直也×岡本千聖×風味千賀子(1,639pt)
今シーズンそれぞれのペアでトップを走っている3人。トリンカの形でも実力を十分に発揮し、見事優勝です。スピードを保ちつつも、安定感抜群。アタックフォームの安定性やディフェンスの調整力、どれをとってもトップレベルのラリーは圧巻。現日本代表の岸田選手と風味選手、今年多くのタイトルを勝ちとり、日本女子フレスコボーラーを牽引する存在となった岡本選手、日本フレスコボールの層の厚さを感じる、素晴らしいラリーでした!
ラリー項目総得点:853
└総打数:563
└落球数:10
アタック項目総得点:586
インプレッション項目
└アタックインプレッション:100
└テクニカルインプレッション:100
総合得点:1639
トリンカマッチ入賞
◾️男子カテゴリ
2位 外山祐次×大川拓真×大和地亮太(1,666pt)
3位 山下祥×高津幸佑×中野克希(1,655pt)
◾️女子カテゴリ
2位 石田尚子×新開由佳子×大久保美音(1,247pt)
3位 大和地未沙子×鈴木麻井子×原七海(1,242pt)
◾️ミックスカテゴリ
2位 山下祥×宮下ゆめ花×山本彩佳(1,601pt)
3位 赤塚康太×宮山有紀×風味千賀子(1,587pt)
スピードガンマッチ・男子カテゴリ優勝
中野克希×赤塚康太(58,403pt)
本大会の1週前には、ポルトガルで開催された世界大会に出場されていたお二人。国際大会での出場経験を思う存分発揮し、貫禄の優勝となりました。安定的に60km/h後半以上のアタックを出しながら、ディフェンスでも得点を重ねました。どんなルールにも対応する力は、常に世界を見据えてシーズンを過ごしている証拠だと思います。最終戦、ジャパンオープンでもどんなプレーを見せてくれるのか、期待が高まります!
スピードガンマッチ・女子カテゴリ優勝
風味千賀子×宮山有紀(18,214pt)
ブラジルでの試合経験も豊富な風味・宮山ペアが力強いアタックでラリーを展開し、納得の優勝です。国内で圧倒的な強さを誇りますが、スピードガンを使うブラジルで勝つことへは葛藤があったようです。そんな中、日本でもスピードガンを用いて得点化するシステムが構築されてきました。選手の進化や思いが、日本フレスコボールの発展に繋がっていると思います。この後のお二人の姿もしっかりと目に焼き付けたいと思わせる、心が熱くなるラリーでした!
スピードガンマッチ・ミックスカテゴリ優勝
岸田直也×宮山有紀(83,290pt)
昨年3月に日本代表派遣があったブラジル選手権の優勝ペアが再結成し、より進化した強さを見せて圧巻の優勝です。試合開始から宮山選手の強烈なアタックが光ります。そのアタックを絶妙な距離感、軌道、強さで返球していく岸田選手。当然のように両者が50km/h以上を出して得点を重ねます。後半では岸田選手の伸びのある力強いアタックでスピードによる加点をとり、お互いの良さを引き出し合いました。観客も思わず口が開いてしまうほど、ハイレベルなラリーでした!
以上が入賞者の紹介になります。
スピードガンマッチ採点についてのお詫び
本大会後の検証の結果、実装されたコンボボーナスの計算式に誤りがあったことが確認されました。(コンボ回数が増えるごとに倍率が増えてしまっていたことを確認)
皆様には混乱を招くかたちとなりましたこと、お詫び申し上げます。
システムの精度向上に向け、努めてまいります。ご理解のほど何卒よろしくお願い申し上げます。
スピードガンマッチ全ペア結果
順延となった最終戦、ジャパンオープンも来月に迫っています。
2024年度日本代表選手が決定する大一番の戦い。それぞれのベストラリーを期待しています。
最後に、設営準備、撤収作業、大会運営にご協力いただきました選手の皆様誠にありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします!
ジャパンオープンエントリー詳細はこちら
次回の大会、2024シーズン最終戦は兵庫県明石市・大蔵海岸にて行われます。
熱いラリーと笑顔で最終戦を締めくくれることを願っております。
皆様にお会いできることを楽しみにしております!
■お問い合わせ
一般社団法人日本フレスコボール協会
ディレクター 大久保美音
電話番号:03-6304-3295
メール:contact@frescoball.org