日本フレスコボール協会(JFBA) オフィシャルブログ

一般社団法人日本フレスコボール協会のオフィシャルブログです。フレスコボールは、地球の裏側ブラジルはリオデジャネイロ発祥の新感覚のビーチスポーツで日本では2013年に協会が設立されました。当ブログでは、日本のフレスコボールの情報はもちろん、世界各国のフレスコボール協会や団体、大会の情報も発信します!思いやりのスポーツ、フレスコボールにご注目ください。

8月24日(土)、25日(日)岩手県陸前高田市・高田松原にて「FRESCOBALL JAPAN TOUR 2024」第7戦、「リクゼンタカタカップ2024」が開催。フレスコボール東北の聖地「陸前高田」で三年連続の開催が実現しました。
コンセプトは「つなげ、ラリー。つなげ、防災、減災。」全国各地で活動するフレスコボーラーの皆さんの防災意識醸成にも繋がる大会となりました。
それぞれの思いが詰まった本大会、見事入賞を手にした選手の皆様を紹介していきます!

マンハッタンマルガリータ・ファッション賞

杉村秀樹×井上和明

井上和明選手は岡山県でタイのお粥屋さんの店主をされています。タイのビール「チャーンビール」がデザインされたTシャツとハーフパンツで揃えたファッションは可愛らしく、目を惹きました。何よりもお2人ともとてもお似合いでした!
プレーでは杉村選手の安定感と井上選手の強気なアタックでリズムが生まれ、観客も驚くアップテンポなラリーを見せていただきました。

協賛「V-Sketch様」からは、マンハッタン・マルガリータが贈られました。おめでとうございます!

◇マンハッタン・マルガリータ
「セレブリティさえ憧れる、秘伝のレシピから生まれた特別なカクテル。マンハッタン・マルガリータ。マンハッタンビーチをこよなく愛する地元の人々が最高の一杯で一日を終えるために、30年以上も磨き続けてきた秘伝のレシピ。天然素材だけで作られた、ナチュラルな口当たりは、あなたのココロを一気に解き放つような力を秘めています。 ぜひ一度ご賞味ください。」

JFBAベストラリー賞

高橋庸充×西條正夫

お2人の年齢は合わせて160歳!”いくつになっても楽しめるのがフレスコボール”ということを体現して見せてくださいました。お孫さんも食い入るように試合を見つめており、かっこいい姿が記憶に残ったのではないでしょうか。
また、正確に相手の元へと返球し、お2人のリズムで作るラリーはフレスコボールの原点を思わせてくださいました。

JFBAからは、JFBA公式サイトでご利用いただけるクーポンが贈られました。おめでとうございます!

The seaベストラリー賞

古川元樹×原七海

スピード、パワー、テクニック、どれをとっても毎大会レベルアップした姿を見せてくださいます。今大会は特に、攻めの姿勢の中でも落球しないラリー展開で観客を魅了しました。観客からは、何度も歓声が上がるほど痺れるラリーでした。
男子カテゴリ、女子カテゴリでそれぞれ入賞しており、個々の調子の良さも感じられます。最終戦、ジャパンオープンでも古川×原ペアから目が離せません。

協賛「ともしびプロジェクト様」からは、高田松原キャンドルセットが贈られました。おめでとうございます!

男子カテゴリ入賞者

3位

中野克希×岸田直也

2ndシーズン最終戦ということもあり、苦戦する上位ペアが多かった印象の今大会。その中で中野×岸田ペアが3位入賞です。
ストロングポイントをどこまで引き出し、得点を積み重ねるのか。フレスコボールの奥深さを感じる5分間でもありました。次戦は今シーズン最終戦、どんなラリーを見せてくれるのか楽しみです!

ラリー項目総得点:775
└総打数:563
└落球数:8
アタック項目総得点:727
└アタックバランス:121
インプレッション項目
└アタックインプレッション:90
└テクニカルインプレッション:90
総合得点:1682

2位

五十嵐恭雄×赤塚康太

今シーズン歴代最高得点を叩き出した五十嵐・赤塚ペアが、強さを見せつけ2位入賞です。
来月に迫った「LUSITANA INTERNATIONAL CUP 2024」(開催地:ポルトガル)への出場も控えているお2人。迫力のあるアタックや1球も無駄にしないチェンジで、日本トップの実力を感じさせるラリーを見せていただきました。

ラリー項目総得点:848
└総打数:570
└落球数:2
アタック項目総得点:794
└アタックバランス:136
インプレッション項目
└アタックインプレッション:100
└テクニカルインプレッション:100
総合得点:1842

1位

杉村秀樹×古川元樹

ついに成し遂げました、杉村・古川ペアが、初優勝です。
優勝候補と囁かれながらも上位陣に阻まれていましたが、2ndステージ最終戦にして、見事に掴み取りました。
圧倒的なスピード感にラリーを整える調整力が加わり、落球をわずか1球におさえました。
杉村選手は気仙沼のクラブ代表であり、東北というホームの地は力になったはず。最終ジャパンオープンでのラリーも楽しみです!

ラリー項目総得点:863
└総打数:574
└落球数:1
アタック項目総得点:792
└アタックバランス:134
インプレッション項目
└アタックインプレッション:100
└テクニカルインプレッション:100
総合得点:1855

女子カテゴリ入賞者

3位

鈴木麻井子×原七海

今シーズンのベストスコアを大幅に更新し、鈴木・原ペアが3位入賞です。
持ち前のきれいなアタックと安定感のあるディフェンスに磨きをかけ、精度の高いラリーを見せてくださいました。
練習を積み重ね、コミュニケーションを重ね、着実にここまで昇ってきたお2人。ペア競技の魅力を改めて感じる素晴らしい5分間でした。

ラリー項目総得点:711
└総打数:466
└落球数:5
アタック項目総得点:536
└アタックバランス:100
インプレッション項目
└アタックインプレッション:80
└テクニカルインプレッション:83
総合得点:1410

2位

岡本千聖×落合真彩

今シーズン何度このペアに驚かされることでしょう、岡本・落合ペアが2位入賞です。
大会に出場する度に驚くほどの成長を見せてくださるお2人。1700点代という大台にまで辿り着きました。今大会はいつも以上に強気のアタックでラリーを展開したにも関わらず、落球はたった1球。揺らぐことのない圧倒的な技術力とお互いへの信頼感を感じる、圧巻のラリーでした。

ラリー項目総得点:821
└総打数:532
└落球数:1
アタック項目総得点:689
└アタックバランス:119
インプレッション項目
└アタックインプレッション:93
└テクニカルインプレッション:100
総合得点:1703

1位

岡井花子×宮山有紀

期待感が高まる緊張の中、岡井選手の初優勝を手繰り寄せ、岡井・宮山ペアが見事優勝です。
個々で伸ばす力、ペアで伸ばす力、2人でラリーをつくる力、勝つには様々な要素が必要なのだということを示すようなプレーは、息を呑むものがありました。
優勝コメントでもあった通り、それぞれ年間ペアとの更なる飛躍が楽しみです!

ラリー項目総得点:797
└総打数:537
└落球数:4
アタック項目総得点:727
└アタックバランス:125
インプレッション項目
└アタックインプレッション:100
└テクニカルインプレッション:100
総合得点:1724

ミックスカテゴリ入賞者

3位

五十嵐恭雄×宮山有紀

1st・2ndステージ通して、出場大会すべて表彰台に上りました、五十嵐・宮山ペアが3位入賞です。
迫力のあるプレーの中に、スピードや力加減を調整する細かい技術が垣間見られました。それを簡単そうに見せるのがすごいところ。
来月「LUSITANA INTERNATIONAL CUP 2024」(開催地:ポルトガル)への出場も控えており、お2人の活躍から目が離せません。

ラリー項目総得点:799
└総打数:543
└落球数:4
アタック項目総得点:722
└アタックバランス:124
インプレッション項目
└アタックインプレッション:100
└テクニカルインプレッション:98
総合得点:1718

2位

赤塚康太×岡井花子

2大会ぶりの出場でも「絶対大丈夫」、赤塚・岡井ペアが2位入賞です。
出場する大会の期間が空いていることなど微塵も感じさせない、技術とパワーには頭が下がります。
アグレッシブルと安定感、相反するこの2つの要素を詰め込むことができるすごさ、トップレベルのラリーを見せていただきました。

ラリー項目総得点:808
└総打数:541
└落球数:3
アタック項目総得点:718
└アタックバランス:124
インプレッション項目
└アタックインプレッション:100
└テクニカルインプレッション:100
総合得点:1726

1位

外山祐次×山口桃子

会場を興奮の渦に巻き込みました、外山・山口ペアが見事優勝です。
前半で落球が重なり、後がなくなった後半。恐れに勝ちにいくかのような強烈な外山選手のアタック、それを安定した軌道とどこか柔らかい調整が光る山口選手のディフェンスが脳裏に焼き付きました。
勝利とその先へのパッションを感じる、熱いラリーでした!

ラリー項目総得点:793
└総打数:548
└落球数:5
アタック項目総得点:744
└アタックバランス:130
インプレッション項目
└アタックインプレッション:100
└テクニカルインプレッション:100
総合得点:1737

以上が入賞者紹介になります。
下記JFBAランキングにて団体戦の順位やマスター部門の順位もわかりますので是非ランキングをご確認ください!
https://www.frescoball.org/pdf/20240827_jfba_official_ranking.pdf

熱い熱い戦いが繰り広げられた今シーズンも、残すところ最終ジャパンオープンのみとなりました。
ジャパンオープンの結果を持って、2024年度日本代表選手が決定します。
年間を通して戦ってきたペアと、最大限の力が発揮できますように。それぞれのラリーを楽しみにしています。

最後に、設営準備、撤収作業、大会運営にご協力いただきました選手の皆様誠にありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします!

ジャパンオープンエントリー詳細はこちら

次回の大会、2024シーズン最終戦は千葉県千葉市・稲毛海浜公園いなげの浜にて行われます。
熱いラリーでシーズンを締めくくりましょう。
皆様にお会いできることを楽しみにしております!

■お問い合わせ
一般社団法人日本フレスコボール協会
ディレクター 大久保美音
電話番号:03-6304-3295
メール:contact@frescoball.org