関西におけるフレスコボール普及の起点となった奈良県にて、西日本初となる公認大学生クラブ「奈良県立大学フレスコボール同好会」(奈良県奈良市)が設立されました。本クラブは、大学職員らが昼休みのレクリエーションとしてフレスコボールを始めたことがきっかけとなり、学生を迎え入れる形で大学公認団体として今春活動を本格化。クラブロゴは、鹿がモチーフとなり、奈良に根付いた学生クラブとして歩みを始めます。
代表は、渡邉素江氏。「コロナ禍でもできるスポーツを探していたところ、ソーシャルディスタンスを保ちながら楽しめるスポーツとして検索し、フレスコボールに出会った」と言います。「海なし県」でありながら、メンバー同士で体育館での練習を重ね、今週末9月16日(土)〜17日(日)に開催される『フレスコボールオオクラカップ2023』にも同クラブから出場ペアを輩出。練習期間においては、同じく関西で活動するJFBA公認地域クラブ「フレスコボール関西GVK」が活動する大阪・桜ノ宮ビーチを訪ねるなど、精力的な活動も目立ちました。西日本初となる大学生公認クラブに、今後もご注目ください。
■クラブ概要
◯クラブ名称:奈良県立大学フレスコボール同好会
◯クラブ略称:NPUFC
◯代表者:渡邉素江
◯活動場所:学内体育館
◯代表者コメント:NPUFCは、奈良県立大学の学生と職員の方々が一緒に活動しています。活動を通じて、フレスコボールの面白さを感じてもらうだけでなく、部員同士で積極的なコミュニケーションを図り、学生や教職員の垣根を越えて仲良くなれる場とすることを目標としています。
◯クラブSNS:https://www.instagram.com/npu_fresco/
■“コミュニケーションデザインスポーツ” フレスコボールとは?
フレスコボールは、ブラジルのリオデジャネイロ発祥のビーチスポーツです。1945年にリオ・デ・ジャネイロのコパカバーナビーチで考案され、現在は世界各地のビーチで親しまれるようになっています。
フレスコボールの最大の特徴は、向かい合う2人が競い合うのではなく、協力してラリーを続ける採点競技という点。競技時間は5分間、7mの距離を保って試合を行います。協力してラリーを続ける様子から「思いやりのスポーツ」とも言われます。2023年9月現在、日本全国で26のJFBA公認地域クラブと2の公認学生団体が設立され、フレスコボールを通じた地域コミュニティが形成されています。日本フレスコボール協会は、このスポーツの魅力をより多くの人に知ってもらうために2013年に設立され、2025年までに日本全国47都道府県で地域クラブ設立を目指して積極的に活動を行っております。
コミュニティ形成・ご自身の居住エリアを中心とした活動にご興味のある方、団体、企業の皆様。ぜひJFBAまでお気軽にご連絡ください。またスポーツイベントでの協力依頼やメディア協力など積極的に承りますので、ぜひご連絡ください。
▼日本フレスコボール協会 地域クラブチーム一覧ページ
http://www.frescoball.org/club