2019年も残すところ数日となりました。
改めまして今年は、日本フレスコボール協会設立以来色々積み上げてきたフレスコボーラー達の普及努力や技術向上などの種が実になったといえる一年だったと実感しています。
そこで今年一年のトピックスの一部をピックアップして、人とクラブで振り返ってみたいと思います。
最後に来年の決定している段階のスケジュールも載せさせていただきたいと思います。
〜ゆく年編〜
逗子フレスコボールクラブ(ZFC)
JFBA初の公認地域クラブとして今年誕生した逗子フレスコボールクラブ(ZFC)ですが、この一年で自治体・地元企業・地元メディアを巻き込み「フレスコボールと言えば逗子」というイメージまで確立したと言えるほどに広く普及にご協力いただきました。
逗子をきっかけにフレスコボールを始めたという方も数え切れないほど。
ローカル大会の開催や、医療法人メディスタイルとタッグを組み豪華なイベントを幾度も開いたりと、その行動力・団結力には感服するばかりでした。
逗子発フレスコボールラケット「Silent Rally」の愛用者も非常に多く、間違いなくフレスコボールブランドとしての地位を築いたと思います。
これからも逗子をきっかけにフレスコボールを始める方がどんどん出てくるでしょう。
協会への協力も惜しみなく、いつも本当にお世話になっております。
どうぞ来年もよろしくお願いいたします。
斉藤亮太選手
逗子と言えばこの選手。日本代表=アスリズムJAPANとしてブラジル選手権で男子カテゴリ見事3位入賞を果たしました。
もちろんその戦績もですが、斉藤選手はアスリートとして、フレスコボーラーとして常にチャレンジをし続けた1年だったと思います。
生き方の面では、フレスコボールの技術レッスンコーチ業を。きちんと対価を得る代わりに責任を持って生徒に指導する、というコーチ業を始めたのは斉藤選手がパイオニアではないでしょうか。
また個人スポンサーを獲得するという動きも誰よりも積極的に、誰よりも早く実現。
フレスコボール界に、ある種生き方の提示をしたのではないかと思います。
普及面でも、様々な媒体にアプローチをしたり体験イベント案件を持ち込んだりと大きく貢献してくださいました。
新城悠也選手
そしてブラジル選手権での斉藤選手の相方、新城選手。
もちろんブラジル選手権3位入賞という輝かしい戦績を残しましたが、普及面での最功労者とも言える方です。
普段当たり前のように開かれている、東京永福町体育館での練習や体験会のほとんどを切り盛りしてくださっているのがこの選手です。
予約から体験者へのレッスンなどとにかく手厚く親切。彼がいなかったらフレスコボールを始めていなかった方も多いと思います。
自身にとっても、タチヒカップでの初優勝経験から日本代表初選出、ブラジル選手権3位入賞と大躍進の一年だったと思います。
小澤彩香選手
普及という観点でいうと、メディア出演もその手段の一つ。
様々な媒体に出演し、今年一年間で多くの方にフレスコボールというスポーツの存在を伝えたのは小澤選手でしょう。
NHK 天才てれびくんYOU(落合真彩選手と出演)TBSラジオ 木梨の会をはじめ、フレスコボーラーの中で最もメディア出演回数が多かった選手です。
また体験会やワークショップ開催等、積極的なオフラインでのフレスコボールネットワークの拡大も。
そして自身の戦績でいうと、日本代表選手としてブラジル選手権ミックスカテゴリに出場し見事2位に。
来年以降さらに挑戦を続ける彼女から目が離せません。
落合真彩 × 五十嵐恭雄
ブラジル選手権といえば、この二人の快挙は今年一番のトピックスかもしれません。
ミックスカテゴリにおいて、ブラジル人を抑えての堂々の優勝!日本人の力を発祥の地に知らしめた二人です。
日本国内でも年間通じてペアを組み、常に高いパフォーマンスを求めて練習とコミュニケーションを積み重ねてきた二人だから成し得た偉業だと思います。
本当におめでとうございます。
芝卓史 × 長田涼
ブラジル選手権といえば、日本人のテクニックの最高峰を感じたラリーがこの二人によるものでした。
高いディフェンス技術が双方に無ければ成し得ない高速ラリーの迫力と、背面アタックなど魅せる遊び心も織り交ぜたこの5分間は強く印象に残りました。
動画が手元にないのでご紹介できませんが、印象に残るラリーといえばビオレUVアスリズムフレスコボールジャパンオープン時の對馬浩 × 對馬蓮も挙げたいです。
親子によるラリー、しかも高レベル。胸が熱くなった記憶が蘇ります。
もっとフレスコボーラーの年齢層が広がって、親子ラリー孫ラリーなど見れたら楽しそうですね。
2019年を振り返る上で、この選手の存在を忘れることはできません。
なんと今年からフレスコボールを始めたばかりというキャリアにもかかわらず、ビオレUVアスリズムフレスコボールジャパンオープン2019男子カテゴリ優勝。
年間ランキング1位そして日本代表になった男、赤塚康太。驚異の身体能力と尋常ではない肉体鍛錬を日課とする漢だからこそ実現できたのでしょう。
来年以降もどこまで成長するのか、末恐ろしい選手が一人生まれました。
そしてその漢のポテンシャルを見抜き、信じ、見初めた倉茂孝明選手。
フレスコボールでのシンデレラストーリーがあり得ることを知っていたのでしょう。
このペアが、始めたばかりのフレスコボーラーにも夢を与えたことは間違いありません。
女子ペアでもシンデレラストーリーが。今年から初めて公式大会に参加した宮山有紀選手です。
関西の地で、2018年日本代表の風味千賀子選手とペアを組み、落合×小澤ペアという不動かと思われる1位ペアを追随し最後の最後にランキング1位に。
落合×小澤ペアとともにこのペアも女子カテゴリを大いに盛り上げました。
小学校教諭を勤める宮山選手は、自身の生徒達にフレスコボール体験課外授業を行い教育にフレスコボールを取り入れる面白い取り組みをしています。普及面でも今後の活躍に大きな期待を寄せています。
風味、宮山両選手も所属するJFBA公認地域クラブ、フレスコボール関西(GVK)もまた2019年の競技普及に大きな力を貸してくださいました。
代表:松井氏を中心に、圧倒的な行動力と企画力で数多くのイベントを開催。大阪・京都・奈良・兵庫と関西圏に広くフレスコボールを広めるだけでなく、普及の手は九州鹿児島にまで。
また四国や福岡と西日本の地域クラブをつなぐ架け橋としても活躍してくださいました。
面白い取り組みとしては、フレスコボールの教科書をリリースしたりとこれからどんどんおもしろアイデアが生まれそうな予感です。
来年の関西フレスコボーラー増加は必至。ぜひ来年もよろしくお願いいたします。
そして、協会として最も大きなトピックスだったのが花王ビオレUVアスリズムが公式スポンサーとして応援してくださることになったということです。
大きな協力を得て、この一年間大会規模も広報も大きくすることができました。
来年も引き続き応援いただけることが決定しておりますので、双方が良い形で拡散・成長できるよう尽力して参ります。
今回、この振り返りに際して、ビオレUVアスリズムよりぜひ紹介してほしいペアがいるとのことで紹介します。
ビオレUVアスリズムを使用し、過酷な環境の中で頑張るフレスコボーラーの中で最も肌を守ったペアということで両選手をご紹介します。
これからもフレスコボールの高みを目指しながら、その綺麗な肌をビオレUVアスリズムで守り続けてください。
まだまだ今年一年のトピックスや選手の紹介は尽きませんが、今回はボリューム的にこのあたりで締めさせていただきます。
ご紹介したのはあくまで一例。フレスコボールに携わってくれた全ての皆様のおかげでこの一年を実りあるものにすることができました。
心より御礼申し上げます。
〜くる年編〜
さて、2019年の振り返りを終えたところで、来年2020年のスケジュール等運営方針に触れたいと思います。
現状決定している段階の内容にはなりますが、以下をご確認ください。
大会の試合ルールについて
来年1月中に正式発表いたします。今しばらくお待ちくださいませ。
日本代表選考基準について
来年1月中に正式発表いたします。今しばらくお待ちくださいませ。
大会スケジュールについて
・公式大会は年5回行います。
ランキングに反映される大会は、ジャパンオープン+他2大会となります。
・開催時期は
3月 第1回大会
5月 第2回大会
6月 第3回大会
7月 第4回大会
8月 or 9月 ジャパンオープン
となります。
※詳細日時は現在調整中です。
・開催候補地は
大田区ふるさとの浜辺公園(?)
ひらつかビーチパーク(?)
神奈川県三浦海岸(?)
神奈川県逗子海岸(5月開催に向け調整中)
千葉県稲毛海岸(?)
兵庫県大蔵海岸(6月開催に向け調整中)
を想定しています。
現在発表できるものは以上となります。
また決定し次第随時発表して参りますので今しばらくお待ちください。
あらためて、今年一年皆様には本当にお世話になりました。
来年も何卒よろしくお願いいたします。
良いお年を。