日本フレスコボール協会(JFBA) オフィシャルブログ

一般社団法人日本フレスコボール協会のオフィシャルブログです。フレスコボールは、地球の裏側ブラジルはリオデジャネイロ発祥の新感覚のビーチスポーツで日本では2013年に協会が設立されました。当ブログでは、日本のフレスコボールの情報はもちろん、世界各国のフレスコボール協会や団体、大会の情報も発信します!思いやりのスポーツ、フレスコボールにご注目ください。

Olá! Boa Tarde!

Eu sou Gustavo de Publicidade da JFBA. Eu estou estudando Português!

ポルトガル語を勉強中の広報のグスターボです。

さて、いよいよSランクのオダイバカップ2018まであと数日となりました。

2018年のルールとして以前ブログ「2018年の大会ルール・採点項目について」でも書かせて頂きましたが、お問い合わせもあったアタックとダイビングに関して、改めてお伝えさせて頂きます。

アタックの定義について、2018年の大会ルールとして以下の点を上げさせていただいております。
①腕を振りぬいている打球
②打ち返した打球が、前の打球よりも速度がある打球

上記をJFBA公式審判が採点し、加点してまいりますが、加点されやすいポイントとして、以下があげられますので、意識して試合に臨んで頂ければと思います。

アタック加点のポイント
①しっかりと腕を振っていることを審判にアピール!
アタックは返球速度も含めての総合判断になりますが、テイクバックやフォロースルーが無くラケットに当てるだけのアタックは加点になりにくいケースが多いです。そのため、しっかりとラケットを振り抜き強いボールを相手に返すというのが基本です。アタック加点が少ないと感じた場合、「しっかりと腕を振る」点を意識してプレイしてください。

②しっかりと緩急をつけたラリーを行おう!
アタック定義の②でもあるように、アタックに加点されるには、相対的に相手の打球より強い(速い)打球で打ち返す必要があります。つまり、基本的にはフォア-フォアでの打ち合いでも、片方にしか加点がされません。なので、その攻守のメリハリをしっかりと審判にアピール頂く必要があります。でフェンスの人は、アタックが加点されやすいように、メリハリのあるボールを返してあげる必要があります。お互い同じような強さ、速度でのラリーはアタック加点になりにくいので、その点、注意してプレイしていただければと思います。

ここがポイント!
①上記に加えて、JFBAでは、アタックに関して、「アタックをするのに、リスクを取っているかどうか」という点も見ております。リスクを取る強いコントロールされたアタックと、ディフェンスが続くことでダイナミックなラリーが生まれ、それがフレスコボールの最大の魅力であると考えているためです。是非その点も意識したアタックをして審判にアピールしていただければと思います。

②アタックは相手が返球出来たボールのみ、つまりラリーが続くボールのみをカウントをしております。試合中アタック判定音が鳴った場合も、ラリーが続かないものは実際には加点されません。なので、しっかりとラリーを続けることを意識して、アタックをして頂く必要があります。

(参考)Marcos Santana Lopes選手のアタック(Brasil / RJ)

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ボーナス項目(ダイビング加点)のポイント
続きまして、ボーナス項目であるダイビング加点についてです。
JFBAでは、ダイビング、また抜き、背面ショットなどの加点は、あくまでボーナス的な位置づけと考えております。特にダイビングについては、加点の為に乱発することを防ぐ意味も含め、宙に浮くような明らかなダイビングを基準にしています。更にダイビング後のラリーが続くことも条件としています。ラリーファーストの観点で、本来ダイビング無しに成立するプレーが一番重視されるべきという判断ポリシーから来ております。

ここがポイント!
ボーナス項目のダイビング加点は、あまり意識をせずまずはラリーをしっかりと続けることを意識しましょう!
以下の写真はいずれもダイビング加点になるケースです。参考にしてください。

(参考)久野雅実選手のダイビング(JAPAN)

KMR_6194

(参考)奥村和秋選手のダイビング(JAPAN)

KMR_6143

以上、アタック項目とボーナス項目に関するワンポイントアドバイスでした!


Vamos Frescobol!