Ola!
GWも終わって夏の香りが近づいてきまして来ました。
フレスコボールシーズンももうすぐです。
さて、そんな今日は、先日のフレスコボールワールドカップの開催地 メキシコで製造されているラケットの製造工場見学レポートをしたいと思います。
訪問場所は、メキシコ、キンタナ・ロー州北部のコバ遺跡の近くにあるマヤ人が運営しているラケット工場。
今回のワールドカップのオーガナイザーでもあるラモンが製造しているラケットです。
今回はそのラモンに特別に撮影許可を頂くことが出来ました。
マヤ人についておさらい -Wikipedia-
マヤ人(マヤ系先住民族)とは、メキシコ南部から中央アメリカ北部にかけての地域に居住するアメリカ州の先住民族である。ただし、”マヤ”というまとまった一つの民族として存在しているわけではなく、文化と言語の一部を共有する、異なる多くの集団、社会、エスニックグループを総称したもので、それぞれは彼ら自身の伝統、文化、歴史的なアイデンティティを保持している。
今回訪問した工場は、宿泊地のカルメンからはおよそクルマで1時間ほど。
大自然の中にある小さな村にあるこの小さな工場で、フレスコボールのラケットは作られています。
中に入ると非常に質素な木工所という感じです。
非常に天井が低く、ウロウロしていると頭をぶつけそうになります。
それもそのはず。
先住民であるマヤ人の平均身長は男性が平均1.55m、女性が1.45mとのこと。
木の暖かい温もりと、いぃ匂いが印象的でした。
こちらの工場では、ラケットの加工から刻印、塗装、グリップの取り付けまでラケット出荷に至る全て工程を行っております。
今回とても親切にほとんどの工程をお見せ頂くことが出来ました。
真剣にインタビューをする協会スタッフ。
おが屑はとってもいい匂い。
Pok ta Pok Mexicoのロゴ。
これはグリップを最後に止めるテープ部分。
特別に塗装の工程も拝見することが出来ました。
塗装は、繰り返しすることでしっかりと色を付け、最後に艶出しを行っていきます。
グリップテープを巻く工程も拝見出来ました。
今回グリップテープを巻いていただいたマヤ人の方も、右手が不自由があるのですが、Pok ta Pok Mexicoのラケットは、こうした体の不自由な方の貴重なお仕事となっているとのことでした。
とてもきれいにグリップテープを巻いていただきました。
仕事もとっても早いです。
こちらは一度塗りが終わった状態。
これを何度も繰り返して綺麗な色を出していくのだとか。
こちらは、ラケットのエッジの研磨工程。
角を丸くすることで、独特な柔らか味のある曲線が生まれてきます。
こちらは刻印工程。
Pok ta Pok Mexicoのロゴが入ります。
ラケットの完成までは全て手作業。
数人のマヤ人の職人さんが1本1本を丁寧に制作されているのがとても印象的でした。
月間の製造可能本数は50本程度とのこと。
非常に貴重なラケットなんですね。
ちなみに私のマイラケットはPok ta Pok Mexicoのものを使ってるのですが、丁寧に使わせていただきます!!
Pok ta Pok Mexicoのラモン、それから工場のマヤ先住民の皆様、ありがとうございました!!
さて、今回、こんなPok ta Pok Mexicoのラケットが、なんと新宿伊勢丹で期間限定・完全数量限定で販売されます。
しかも、このPok ta Pok Mexicoブランドは、まだオンラインでも発売しておりません。
日本では、新宿伊勢丹のブラジルフェアでしか手に入りませんので、お楽しみに♪
-Pok ta Pok Mexicoほか
<参考URL>
http://blog.livedoor.jp/frescoball/archives/30103530.html
以上、グスタボでした!